月刊秘伝2022年6月号
身体開発法の横綱 「相撲トレ」腰の力の鍛錬!
四股・腰割り・すり足・テッポウ
◎第一幕 漱石と寅彦と“一ノ矢”の
ハッケヨイ!「大相撲量子論」問答
◎第二幕 二所ノ関親方(元・稀勢の里)×松田哲博
ごっつぁんです!! 「横綱の“極み”稽古論」
◎第三章 武術格闘家・菊野克紀&合気道家・白川竜次の
ガチンコ!!! “秘伝”相撲鍛錬「四番」稽古
選手時代、男子ハンマー投げで世界の頂点に立った室伏広治スポーツ庁長官と、武道的身体操法と感覚を長きに渡り徹底追及してきた日野晃師範との対談が実現。 人間の能力を、身体を通して最大限に引き出す“超人”と“達人”が、身体操法 […]
天正・慶長年間の武芸者・淺山一傳齋重晨(しげあき)を流祖とする【淺山一傳流兵法】。江戸時代には一大流派となり、門弟7千人を誇りました。 その特徴は、甲冑兵法(介者剣術)を色濃く残し戦地に由来する構え・足運び、鎧を着た相手 […]
【巻き】とは刀の反りを利用した、剣の技法。 刃を返し、僅かに斜めに進むことで、相手の剣に重さを掛け、さらに刃を逆に返して流すことで、相手の剣を巻き込みながら、そのまま斬りに繋げます。 天正・慶長年間の武芸者・淺山一傳齋重 […]
2019年の第一回大会に続き、一年の休止を経て、岡部武央師範の主催による第二回 総合武道交流演武大会が盛大に催された。中国武術、空手、剣術、合気術、さらにはボクシングまで、あらゆる武道・武術がジャンルを 超えて一堂に会す […]
去る5月15日(土)、虎ノ門金刀比羅宮にて、 戸田派武甲流薙刀術 建入久代宗家を中心とした古武道十二流派による演武大会が盛大に開催された。 コロナ禍という苦境にあっても、古武道の灯火を守るべく集った、名門古流の武技をご覧 […]
植芝盛平翁、山本角義翁、王樹金老師をはじめとする伝説的達人たちの薫陶を受けた日中伝統武術界のパイオニア・佐藤金兵衛翁(武号:柔心齋)。今回は特別に金兵衛翁が生前に遺したインタビュー&演武動画を公開! 稀代の先駆者 […]
命のやりとりをする武士の世界から生まれた武術。そして、刀という武器を用いる居合。現代において、それを学ぶことの意味とは何なのか?日野晃師は、その意味を自身に問いながら、心身の鍛錬に活かすために居合稽古を取り入れている。& […]
かつて日本人の誰もが行っていたというナンバ歩き。 現代ウォーキングとは全く異なる、伝統に磨かれたその合理性は一大ブームを巻き起こした。 ナンバ術協会最高師範・矢野龍彦師(桐朋学園大学教授)と、ナンバ術協会特別師範にして書 […]
懸待表裏者 不守一隅けんたいひょうりは いちぐうをまもらず 随敵 転変 施 一重手段てきにしたがって てんへんし ひとえのしゅだんを ほどこす これは新隂流(しんかげりゅう)創始者・上泉伊勢守が遺した「随敵の教え」です。 […]
武術操身法・遊武会を主宰する石田泰史師範の古武術指導を受けた奥田朋子選手が、昨年末、第6代WBO女子世界スーパーフライ級王座を奪取した。 近代格闘技の最高峰たるボクシングの舞台で実証された、古武術の力とは?最先端トレーニ […]
「つま先を外に向け、前に出る路を作る」。 後ろ足を前に送るという単純な動きも「究極の自然(合理性)」を追究していくと意識した方が良い身体操作法があります。 そして、たったこれだけのことで「中身の感覚」が、明確に変わります […]
新隂流(しんかげりゅう)とは、剣聖・上泉伊勢守が戦国末期に創始し第二代・柳生石舟斎の子・宗矩が徳川将軍家師範となることで盛名を確固とした剣術。 日本を代表とする剣術のひとつとして映画、小説、テレビなどでたびたび扱われるこ […]
合気が武術として戦うために、本当に必要なものとは何か?技を効かせるための”絶対条件”である「崩し」。御歳80を超えてなお、大東流実戦の雄として名高い石橋義久師範が、崩しの極意の一つ『鷹の爪』を用い […]
その神妙無比なる武技の中に内包された、 江戸武士の身体操法を現代に伝える柳生新陰流。 とりわけ「歩み」については、春風館関東支部・赤羽根龍夫師範も”最重要課題”と語る。 帆に風を受けて進む舟の如く […]
相手を斬るための「太刀筋」には身体軸と太刀の軌道を一致させなければなりません。 そして相手との截相(きりあい)にはそれぞれの身体軸を統合していくことが必要です。 その具体例を「参學圓之太刀・斬釘截鐡」で説明します。 新隂 […]
武田惣角がその前半生を費やしたと言われる剣術修行。 そして、厳しい鍛錬で培われた術理を体術へと昇華させ大東流は誕生した。 80歳を過ぎてもなお驚異的な技を繰り出す石橋義久師範が、大東流における<実戦派>武田時宗師直伝の「 […]
幕末に勇名を轟かせた天然理心流は、 その体系のうちに居合・抜刀術を組み込んでいる。 居合専門流派ではない、剣術流派の「居合」とは、 いかなるものであるのか。徹底した現実主義に貫かれた 「剣・体・技」一致の同流の〝実戦〟居 […]
抜く手を見せない抜刀で観る人を魅了し続ける神速の古武術家・黒田鉄山第十五代振武舘宗家。 その驚異的な動きを語る上で欠かせない言葉が ・蹴る動きをしない(無足之法)・日常の動作を使わない(力の絶対否定)・捻らない、手・足を […]
忍びの聖地・伊賀で毎年行われていた「全日本忍者手裏剣打選手権大会」が、 新型コロナウィルスのパンデミックにより中止となった2020年。しかし、手裏剣の灯を次に繋ぐべく池辺柔兵衛師率いる四季の森忍術道場が昨年12月6日(日 […]
両手を抑えられた状態から「相手にぶつからず」に剣を抜いていく稽古です。 背中の筋肉を使わず「等速度」で動き、相手の脳をだまします。 抜く手を見せない抜刀で観る人を魅了し続ける神速の古武術家・黒田鉄山第十五代振武舘宗家。そ […]