月刊秘伝2023年4月号
特集 不争不敗の武術「実戦の極意」とは!?
達人・植芝盛平の大いなる遺産
「負けない」合気道!
◎序章 清水豊(煉丹修道 両儀堂)
植芝盛平の実戦極意
◎第1章 飯田イチロオ(成城合気道クラブ)
開祖の言葉を実践する
◎第2章 太田孝一(合気道川越道場)
生き残るための合気道
◎第3章 佐藤忠之(日本合気道協会)
富木合気道の実戦哲学
◎第4章 白川竜次(合気道神武錬成塾)
“負けない”柔軟な発想力
……
宮本武蔵継承二天一流東京支部
世界中で愛読されている「五輪書」は、外国で人気のある侍として名高い宮本武蔵によって書かれた兵法書です。東京へのオリンピック招致活動が行われていた2013年、「五輪書プロジェクト」が武蔵終焉の地、熊本で立ち上げられました。2020年のオリンピック五輪を控え、五輪書はIOC委員も非常に関心を寄せております。
本短編映像作品宮本武蔵「五輪書」では、肥後門外不出とされてきた野田派二天一流、宮本武蔵晩年の肥後熊本での軌跡をご紹介いたします。武蔵が細川忠利公に招かれ、五輪書を書きあげるまで。そして五輪書によって後世に遺された哲学とは何かを、ゆかりの地の映像に合わせて語るのは、武道家であり、五輪書に関する著書もある俳優の藤岡弘氏。
宮本武蔵継承(野田派)二天一流第二十一代の荒木章博師範と門弟一同による熊本城での演武や、熊本県知事の蒲島郁夫氏による「武蔵と熊本の関わりについて」のインタビューなどを、五輪書の五巻に見立ててドキュメンタリーとしてまとめました。
協力:熊本県、熊本市、雲巖禅寺、公益財団法人島田美術館、熊本県古武道会、九州学院剣道部、熊本県地域づくり夢チャレンジ事業