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【月刊秘伝】2024年2月号、1月13日(土)発売!

【巻頭】聴覚障害者の元プロボクサー・柔術家 小笠原恵子
聞こえない世界で闘うことの意味

【特集】武の核心にして究極のコツ!
「気」と「勁」 創る・使う・感じる!!

【特別企画】安藤毎夫(合気道龍)×千野進(合気道隼)
塩田剛三先生の中に飛び込む思いで学んだ日々
「出来ないこと」こそが上達の種になる

【特別企画】加藤一統
プロボディガードが教える!
「実戦警棒術」ケーススタディ

月刊秘伝2024年2月号が好評発売中です! 巻頭の「今月の秘伝なヒト」は、聴覚障害を持ちながら、多くの困難を乗り越え、プロボクサーとなり、リングに立った小笠原恵子さん。ボクシング以外にも、キックボクシングや柔道、そして現在も続けているブラジリアン柔術など、様々な格闘技、武道を経験してきた。どのように格闘技の道を突き進んできたのか、そして聴覚障害者に対する社会における要望など、小笠原さんにじっくりと“話を聞かせて”もらいました!

そして今号の特集テーマは武術の核心であると同時に、 最も難解な存在でもある「気」と「勁」。両者は互いに密接な関係にあり、功夫の完成に至るために必要不可欠なファクターです。 これらを曖昧な言葉ではなく、 明確な“体感”として掴む方法とは? 現代を代表する内家拳の達人たちに、 「気」と「勁」を感じ、 習得するための極意を示していただきました!

まず序章では「気」と「勁」の原義や中国武術各派との関係性を読み解き、 特集の各本章へと進む前に知っておくべき基礎知識を紹介!

第一章では、堀仁彦老師主催による 「気」と「勁」の体験講習会を徹底レポート! “武術格闘家”菊野克紀師や武術太極拳元日本代表の市来崎大祐老師をはじめ、多種多様なジャンルから参加者が集った、この画期的な講習会の模様をお伝えしました!

続く第二章では、故 馬長勲老師が編纂した 「太極養生五防功」を紹介! 稀代の太極大師が太極拳と中医学の エッセンスを集めて創り上げた「気」と「勁」の感覚を養成する武医一体の練功法を、日本武術太極拳連盟の西村誠志老師、孔祥東老師、齋藤志保選手に示していただきました!

第三章では、太気拳最高位の十段範士にして、 澤井健一宗師に唯一、「気が出た」と言わしめた高弟である岩間統正師に、 戦いの中で「気」を発揮するための極意を、 ご自身の実戦譚と共に語っていただきました!

最後に本特集のトリを飾る第四章は、戴氏心意拳における、 丹田から打ち出される爆発的な打法と、 その発勁(爆発勁)を生み出す独自の身法と養成メソッドを、 戴氏心意拳六代目伝人・江口博師が紹介!

さらに特集コラムとして、矢山利彦師が創案した背骨を練り鍛える小周天気功法を通じ、 医師の視点から研究及び実践されてきた「気の武道」の一端を紹介します!

「気」と「勁」の定義は各門派や伝承者によって大きく異なり、唯一絶対の正解はないのかもしれません。本特集でご紹介できた内容も、あくまで全体像の一部ではありますが、それぞれの修行者に資するものになることを願います。

特集の他にも注目記事が続きます。合気道龍の安藤毎夫師範と合気道隼の千野進師範。今回、養神館合気道の塩田剛三初代館長の内弟子として直接薫陶を受けた二人の対談が実現! 塩田剛三館長と生活を共にし、何度も受けをとった内弟子時代に学んだことに加え、合気道を上達させるために欠かせない資質などについても語っていただきました!

禍々しいほどの攻撃性に満ちた危険地帯、それがプロボディガードが立つ現場。この過酷な状況にてプロ必須の護身具が、「攻・防・帯」を備えた「警棒」です。実際に起きた4つの事件現場の事例を現役プロボディガード・加藤一統氏に紹介いただき、その危険性、そして警棒と護身の有効性について考察します!

昨秋、都内某所にて、今野淳師(酔洪武功会)と笹森智之師(カポエィラ・テンポ笹森道場)による、「歩法」をテーマとした世界初!?コラボワークショップが開催されました。今回の酔拳とカポエイラのコラボWSでは、ともに“千鳥足”で行う、酔拳の「酔歩」とカポエイラの「ジンガ」のステップなどが指導され、中国とブラジルの武芸、その変幻自在、虚実混交の深淵を垣間見ることができました!

歴史の町、松江で各種の武道を伝える重吉伸一師範は、自ら「松江藩武術研究会」を主宰し、幻となろうとしていた伝統古武術の命脈を現在につなぎとめています。文武両道に長けた「不昧公」こと第七代藩主、松平治郷を中興の祖とする御流儀、不傳流居相術、また、講道館より約150年ほど前に「柔道」を標榜した直信流柔道の一子相伝で伝えられた居相術など、貴重な古流武術の特色についてお訊きしました!

東京都調布市の名刹・深大寺にて、天然理心流武術保存会主催「第2回深大寺奉納古武道演武大会」が、古武道5流派の参加を得て昨年11月12日(日)開催されました。深大寺には明治40年に第五代目の近藤勇五郎師範が、日露戦争に従軍した門弟達のために掲げた奉納額が残っています。それから約120年後、現代を生きる剣士たちが平和への祈願を込めて、裂帛の気合いとともに奉納演武を行いました!

筋肉の働きに基づく、西洋的身体観が常識とされる現代運動論。しかし、日本にはかつて、より効率的な身体メソッドが存在しました。着物や草履などの伝統文化が育んだ、日本古来の身体操法「ナンバ」。今回は、ナンバ術協会最高師範・矢野龍彦師に、「ナンバ歩き」との出会いから始まった探究の軌跡、そして楽しく無理なくナンバ的な身体と心の使い方を身につけるためのポイントを語っていただきました!


他にも、廣木道心師の「自他護身を極める」をはじめ、日野晃師の「武道者徒歩記」、高岡英夫師の「歩道中伝」、大宮司朗師×平上信行師の「合気柔術の歴史と武術の極意」、佐々木勇介師の「達人のカラダ解析」、逆井則男師の「双伝”初見神流”武神館武道の極意」、習志野青龍窟師の「忍武秘伝」、ダニエル・マードン氏の「沖縄空手道場訪問録」、石川徹也師の「槍術の復元・復興」など連載陣も絶好調!

武道・武術の魅力満載の月刊秘伝2024年2月号は、現在好評発売中です。全国の書店、ネット書店、秘伝ウェブショップなどでぜひお求め下さい!

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