【特集】身体開発法の“横綱”
「相撲トレ」“腰の力”の鍛錬!
四股・腰割り・すり足・テッポウ
【巻頭】太気至誠拳法仏子研修所 岩間統正
太気拳の教えで生きる「不敗不老の武人哲学」
【特別企画】武学MAS 數﨑重信
「熊」と「虎」の威を身体で表す「李氏八極拳」
月刊秘伝2022年6月号が、5月13日(月)に発売となります。
巻頭企画「今月の秘伝なヒト!」は、太気至誠拳法仏子研修所
岩間統正師を直撃。太気拳と少林流空手道の最高師範であり、囲碁八段、 さらに長年会社経営もされていた岩間師。武道でも囲碁でもビジネスでも、輝かしい実績を残し、 今なお進化し続けられる秘訣は何なのか。文武商、全てに通ずる「負けない」ための生き方、 不敗にして不老なる岩間師の武人哲学を訊きました!
本号では、身体開発法の“横綱”「相撲トレ」を大特集!
力士の伝統的鍛錬法として行われてきた四股。 その効果の高さから、四股やテッポウは従来より 武道・武術家の関心も高く取り組まれ、 現在ではアスリートや、一般の方々にまで注目を集めています。場所いらず、道具いらずの身体一つで行える「四股」、それとともに伝わる 「腰割り」「すり足」「テッポウ」と合わせて、 元大相撲力士にして、現在は「相撲探求家」として活躍する
松田哲博氏(元・一ノ矢)が、“腰の力”より 生まれる伝統の「相撲力」の作り方、 和式鍛錬界の“横綱ワールド”をご案内!
本特集第一幕では、好評連載「漱石と寅彦の『相撲の力学』問答」の連載特別編を紹介。今回は、漱石と寅彦との会話に時空を超えて“一ノ矢”も参加。“四股誕生”と相撲の稽古法のミステリー、また「大相撲量子論」に迫ります!
一ノ矢(高砂部屋)現役時代
第二幕では、元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方と松田氏との特別対談が実現!相撲道を極めし存在“横綱”に到達するために探求し尽くされた二所ノ関親方の四股・テッポウ・腰割りなどの鍛錬法、稽古法の“極み”を大いに語っていただきました。
二所ノ関親方(元・稀勢の里)と松田哲博氏
第三幕では、注目若手武道・武術家の
菊野克紀師(誰ツヨDOJOy)と
白川竜次師(合気道神武錬成塾)が、松田氏が探求するスポーツ化する以前の“古式”相撲鍛錬法を体験する模様をお届けしよう!
左より松田哲博氏、合気道家・白川竜次師、武術格闘家・菊野克紀師
※本体験稽古の模様は、YouTube「
BUDO JAPAN CHANNEL」「
菊野克紀の誰ツヨDOJOy」「
Aikido Shinburenseijuku - 合気道神武錬成塾」の3チャンネルコラボ動画としても配信中! ぜひ記事と合わせてお楽しみください。
特集の詳細はこちら
特設ページもご参照ください。
特集以外にも注目記事が続きます。
◎「武学マーシャルアーツ・システム(武学MAS)」を主宰する 數﨑信重師範が、「熊歩虎爪(熊のような安定したフットワークと 虎のような力強く勢いのある手法)」とも形容される、 李書文直系「李氏八極拳」の習得システムを大公開!
武学MAS・數﨑信重師による猛虎硬爬山
◎武術の極意を系統的に整理し、教授している隆篤門。柔法徹化拳を創始した鳥居隆篤師が、殺法のみならず、同一の身体観に基づいて創り上げた活法(療術)「やわら療氣術」について、隆篤師に長年師事する二人の師範が、実技を示すとともに、詳しく解説!
永田治療院の永田子氣師(右)とやわらぎ鍼灸整体院の鳥居亮介師(左)
本号では2本の名作武術映画にまつわる関連記事も紹介!
◎日本の武術界へ新たな「中国武術」の展開を生み出した、 大きなキッカケであった映画『少林寺』。今回、4Kリマスター版の全国公開を記念し、 未だ未知なる中国大陸でその制作現場を目の当たりにした 細川呉港氏の証言と貴重写真の数々共に、この歴史的作品の意義を改めて検証。
映画へも出演した日本少林寺拳法連盟(当時)拳士たちと記念撮影する主演の二人(リー・リンチェイ、ティン・ラン)
◎空手映画の金字塔『カラテ・キッド (邦題:ベスト・キッド)』。主人公・ダニエルに空手の技と心を伝える師匠・ミヤギのモデルは、実は沖縄剛柔流空手道 尚礼舘・渡口政吉初代館長なのです。 今回、本作の誕生秘話や作品中の技法紹介、 また待望のミュージカル化『カラテ・キッド』制作に 込められた関係者たちの想いなどを紹介します。
新作ミュージカル『The Karate Kid』取材のため、沖縄空手会館を訪問する関係者たち(左から、RBC與那嶺アナウンサー、東京尚礼舘・諸田博師範、演出家・宮本亞門氏、東京尚礼舘・伊藤孝三郎館長、松堂今日太氏、東京尚礼舘・鈴木健太師範、本記事取材記者・伊覇尚宏氏)
◎また本号では、500年続く家伝の武術として注目を集める「
影武流合氣体術」雨宮宏樹師を直撃取材! 打撃の威力が波のように相手に浸透していく当身「鎧通し」と影武流の「合気の当身」について、その術理と運用法を紹介いただきました!
雨宮家 家伝体術 第十三代当主、影武流合氣体術 宗家・雨宮宏樹師。
さらに本号では、◎三重大学教授・
山田雄司教授と山伏・
長谷川智師による注目の対談
「忍者と修験道」、◎気鋭のブラジリアン柔術実践・研究家の奥田照幸師による特別寄稿
「最初にVT(バーリトゥード)を戦った知られざる柔道家・ジオ大森」、◎[好評シリーズ]全日本槍術連盟・石川哲也による「失われた”戦場の華”槍術の復元・復興」第6回も掲載。
三重大学教授・山田雄司教授(右)と山伏・長谷川智師(左)
そして、◎
日野晃師による武道エッセイ「武道者徒歩記」、◎
広沢成山先生の『正しい脱力』講座、◎
高岡英夫師が開発した「歩道」を解き明かす「歩きで鍛える”歩道”入門」、◎
テッド・ウォン師父より全ての技術と哲学を受け継いだ
松岡ユタカ師による「ジークンドーの真実」、◎極真空手道連盟極真館・岡崎寛人主席師範が自身の貴重な武術体験を綴る「武で出会い、武を深める!」、◎
初見良昭宗家より二流派の家元を相伝した
逆井則男師範の「”双伝!初見神流”──武神館武道の極意」、◎
黒田鉄山師による直問直答「鉄山に訊け」、◎不遷流柔術第四世・田辺又右衛門の口述筆記から柔道秘史を明らかにする「柔術の遺恨と『復活への予言』」、◎武道ライター・ミリアレシス氏がレポート「世界の古武道道場通信!」、◎
真北斐図師範が”十牛図”の流れとともに様々な瞑想法を紹介する「十牛図と瞑想法」、など、大好評の連載陣も必見です!
内容充実の「
月刊秘伝2022年6月号」は、5月13日(金)の発売です。全国の書店、ネット書店、
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