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初見 良昭 Hatsumi Masaaki – 武神館武道

 

1931(昭和6)〜
「武神館武道」宗家。千葉県野田市出身。通称「世界で最も有名な忍者」と言われる初見は土地の裕福な家庭に生まれ、幼少時より武道を好んだ。そこには時代的な背景もあったが、空手や柔道(のち講道館五段)、銃剣道(のち三段)のほか、古流武術(神伝流)やボクシングなども経験している。学生時代は音楽にも凝っており、元ドリフターズの高木ブーとの親交は有名。また、若い頃より絵画を習うなど、芸術方面へ傾倒(現在も戯画を趣味とする)。映画監督を目指して大学の演劇科に籍を置くが、武道においても柔道では大会優勝を果たすなど、その才能をのぞかせていた。古武道の稽古も続け、当時学んでいた師を通じて知った、戦前の中国大陸において「蒙古の虎」の異名をとった高松寿嗣を直接訪ねて師事。高松の指導を得て、その伝承する九流派(戸隠流忍法、神伝不動流打拳体術、虎倒流骨法術、高木揚心流柔体術、九鬼神伝流八法秘剣、玉虎流骨指術、義鑑流骨法術、玉心流忍法、雲隠流忍法)の印可を受ける。のち、「武神館」を創設し、九流派を統合。武神館武道宗家として後進の指導を始めると共に、現代にその技を伝える「忍者」として、戦後黎明期のテレビ番組や映画などの映像作品で武芸考証を務めるなど、様々な普及活動を展開する。1964(昭和39)年、テレビアニメ「少年忍者風のフジ丸」の実写パート「忍術千夜一夜」に出演。この頃には柔道整復師の資格も得て開業している。後年(50歳頃より)、アメリカを皮切りに世界各国で体術を指導。FBIへの正式な指導などから贈られた米大統領の感謝状をはじめ、世界各国の要人からの感謝状、表彰状で、自宅の一室は埋め尽くされている。21世紀を迎える頃には海外から訪れる外国人の指導を中心として活動。現在も地元・野田市では季節を問わず、多くの精悍にして大柄な外国人が町を闊歩している。著書・映像媒体、多数。ドイツ国立歴史文化連盟”ナイト(騎士)”、英国王立医学協会生涯名誉会員、国際警察インターポール会員、ほか称号多数。

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