大友啓史監督が“前田光世”の生涯に挑む
映画製作会社
K2 Pictures は、5月17日に開催された第79回 カンヌ国際映画祭において、新作映画『コンデコマ(仮)』の企画を発表した。監督を務めるのは『るろうに剣心』シリーズなどで知られる 大友啓史氏。本作では、“コンデ・コマ”の異名で世界にその名を轟かせた柔術家、前田光世の壮大な生涯が描かれる。

青森県弘前市出身の前田光世は、地元にて柔術(本覚克己流か!?)を修めた後に、講道館柔道の海外普及活動の一員として渡米後、世界各地で異種格闘技戦を重ね、“着衣格闘最強”とも称された伝説的人物。ブラジルへ渡った後にはグレイシー家に柔術を伝え、その流れが後のブラジリアン柔術、さらには現代MMAへとつながったことで知られている。
今回の映画では、第一次世界大戦前夜という激動の時代を背景に、日本発祥の柔術が世界へ広がっていく過程と、その中心にいた前田光世の実像に迫るという。日本・ブラジル・アメリカによる国際共同製作が予定されており、国境を超えたロマン超大作として展開される見込みだ。
弘前フィルムコミッション実行委員会では、昨年末より前田光世をテーマにした地域振興・映像化推進活動を展開。
https://webhiden.jp/topics/20260120/
ポスターや小冊子制作、トークショー開催などを通じて機運醸成を行ってきた経緯があり、今回の映画企画発表は地元にとっても大きなニュースとなっている。

近年、世界的な広がりを見せるブラジリアン柔術やMMA。その源流に位置する日本人武道家・前田光世の物語が、日本映画界屈指のアクション演出家である大友監督の手によってどのように描かれるのか。武道・格闘技ファンにとって、極めて注目度の高いプロジェクトとなりそうだ。
映画『コンデコマ(仮)』より、⼤友啓史監督コメント
⼤友啓史監督 ある⽇紀伊さんから連絡があった。 ⼀緒に飲んだ時に僕が話した企画を、新しく⽴ち上げたK2 Picturesで 是⾮実現したい、という内容だった。 10年来考えていた、どこに話しても誰に話しても、⽇本映画の⼟俵ではまるで誇⼤妄想狂であるかのように(笑)扱われていた企画。⾊々話したけど、「絶対⾯⽩いやん」という紀伊さんの⼀⾔がすべてだった。 ⽴ちふさがるであろうリスクや困難も含め、⾯⽩いと思うものに、 そしてハードルが⾼いものにこそ、純粋に、どん欲に真正⾯からぶつかっていく。どうやらそれが紀伊さんの、K2 picturesのファイトスタイルらしい。他者がやらないこと、⼿を出せないことをやる、⽇本映画をかき回して⾯⽩くする。その志と挑戦に共鳴しつつ、未来に向けて。 「映画という戦場」を共に⾛りながら、⼀つ⼀つ不可能の壁を取り除いていきたい。よろしくお願いします。
「前田光世杯柔術選手権2026」も来る7/20開催!
◎日時:2026年7月20日(月・祝)
◎会場:横浜武道館 武道場(〒231-0028 神奈川県横浜市中区翁町2丁目9−10)
◎主催:JBJJF
詳細は
https://www.jbjjf.com/upcoming-events/mmc_26/をご参照ください。