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前田 武 Maeda Takeshi – 大東流合気柔術 練心館

昭和14年(1939年)より、武田惣角の教えを受けた大東流合気柔術の達人である松田敏美に師事し、代理教授の印可を受ける。戦後、郷里の群馬県大間々町で家業として薬局を経営するかたわら、大東流合気柔術練心館を開き、教えを求めてくる地元の猛者に松田敏美伝の大東流合気柔術を教授した。また、群馬・栃木・長野の各県の警察学校を指導して回り、昭和38年には群馬県相馬ヶ原駐屯地で、自衛隊からジープの迎えで招かれ、大東流の演武を行った。初代奥山龍峰とも親交が深く、八光流柔術の黎明期における筆頭師範も務めた。その後も上州の地で大東流の真伝を伝え続けるも、練心館の後継を高瀬道雄師範に託し、2000年12月24日逝去。享年88歳。





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