月刊秘伝2025年4月号
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い
人体の武器化とその必然
試割る鍛錬
◎第1章 岡崎寛人 (極真館)
「試し割り」の中に空手の原点を見る!
◎第2章 空手道尚武会
“試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華
◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館)
テコンドー 技の威力への矜持
◎第4章 上地流空手道振興会修武館
「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持”
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伝統の中国武術を、その原理原則に基づきつつ格闘競技として確立させた「散打」。 2022年10月15日(土)、千葉県柏市中央体育館にて、第一回全日本国際式散打選手権大会が開催され、65キロ級・75キロ級・80キロ級と体重別に計3試合、さらに日本人初の散打世界王者・岡部武央師によるエキシビジョンマッチが行われた。 試合時間は2分3ラウンド。グローブ・ヘッドギア・胴プロテクターを着用の上、パンチやキックといった打撃、そして散打の真骨頂である投げ技を駆使して戦う。本大会は日本武術太極拳連盟 東京武術散手倶楽部公認の下、国内初となる国際ルールの散打大会で、2023年7月2日(日) に第二回全日本国際式散打選手権大会が開催される。