●第1章 ガンプーストレッチ
瞑想と武術の深い関係/ガンプーストレッチで瞑想の身体的基礎を作る
瞑想で〝内なる力〟を磨く
●第2章 站樁(立禅)・試力
站樁は立って行う瞑想/〝不動の動〟を体得/全ての基礎となる提挿樁の立ち方と要訣
イメージで深層筋を鍛錬/瞑想で培った心身が生む無意識の交差法
●第3章 套路(動禅)・摩擦歩(這)
太極拳は動く瞑想/九十九式太極拳の套路/片足立ちの重要性/ゆっくり動けば速くなる
●第4章 ヴィパッサナー瞑想(拳禅一如)
瞑想で拳禅一如の境地へ/鼻呼吸を観察するアーナーパーナ瞑想
全身を細かく観察するヴィパッサナー瞑想/慈悲の瞑想は流して観察
瞑想三昧の日々を送ったインド5ヶ月の旅
●第5章 武医同術
武医同術=活殺自在/中国&インド武術のツボ/大事なのは柔らかさ
感度を上げて瞑想で治す
●第6章 医食同源
瞑想と「食」の深い関係/発芽玄米のススメ/効果的な調味料の選び方
「医食同源」を実践する食事メニュー
●第7章 行住坐臥
「臥」で心身をリラックス/散打を制した瞑想の力/「坐」は体の中を利かせる
「住」で用意不用力を実感/「行」は全て体幹部主導
●第8章 後発先至 ①
ジャワ島でのトラブル/「後発先至」の稽古法
●第9章 後発先至 ②
足・胆・力を錬り上げる/「後発先至」の上級稽古法/本場タイでムエタイ修行
●第10章 自由攻防(試合)に活かす
数多の強豪たちとの戦歴/心身の質的変換と鍛錬法の変化
散打の最高峰で日本人が中国武術の極意を見せた
●第11章 明鏡止水
「明鏡止水」は心身共にピュアな理想的状態/臍下丹田を感得する鍛錬法と呼吸法
●第12章 梵我一如
我と宇宙は同一である/片鼻呼吸法で陰陽が調う/聖音を唱えながらの瞑想
養生と鍛錬を同時に行う/瞑想で至る究極の境地は恐怖なしに生きること
●特別編 野稽古のススメ
野稽古で五感を磨く/プラーナ(氣)を感じる/三体式と五行拳
自然と共に生きたオーストラリアでの日々
著者プロフィール
著者 ◎ 岡部武央 おかべ たけひさ
1972年静岡県生まれ。井上元勝師範の唯心会にて空手道、琉球古武術を学び、1990年より躾道館 小林直樹首席師範に師事し、易筋経、嫡流真伝中国正派拳法、太気至誠拳法、九十九式太極拳を学ぶ。1998年、第一回世界散打搏擊選手権において64キロ級チャンピオンとなる。 2011年より深井信悟師範に禅密功、回族心意六合拳、山西派宋氏形意拳を中心に楊家太極拳の要訣を学ぶ。現在、千葉県柏市を中心に東京都内でも太極拳の指導を行っている。九十九式太極拳の会・代表師範。総合武道研究会 玄武館会長。躾道館師範。合気柔術逆手道師範。代表作DVD『内なる力で戦う 九十九式太極拳の実戦用法』(BAB ジャパン)。
総合武道研究会 玄武館 https://gumpumethod.com/