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【月刊秘伝】2023年1月号、12月14日(水)に発売!

【巻頭】女優・山本千尋が語る「中国武術が教えてくれたもの」
『鎌倉殿の13人』トウ役出演者の目力と魂魄!

【特集】奥山龍峰の八光流“皆伝”
「最高の護身」を極める!

【注目記事】第58回和道流空手道連盟全国大会
大塚博紀宗家が語る「和道流全国大会」の歴史と挑戦

【注目記事】何故「北斗の拳」は“不朽の名作”たり得るのか?
中山隆嗣 北斗神拳に見る“活殺自在”の境地

月刊秘伝2023年1月号が、12月14日(水)に発売されます。

巻頭の「今月の秘伝なヒト!」は、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の「トウ」役で出演し、 光る演技とキレ味鋭い本格アクションで注目を集める女優・山本千尋さん。武術太極拳の選手として、世界ジュニア武術選手権大会で金メダルを獲得するなど、武術家としても超一流のキャリアを誇る。そんな山本千尋さんの武術観、そしてアクション俳優としての武術的バックグラウンドに迫りました。

特集は、「奥山龍峰の八光流“皆伝” 最高の護身を極める!」です。指圧による健康増進と武技を元にした護身。今特集では、「武医一体」と謳われる八光流の技術とその成り立ちについて、「型」「女子護身道」「皇法指圧」という側面から、二代奥山龍峰宗家と奥山貴士総本部道場長に実演とともに解説してもらいました。また、支部道場での取り組みや、他の武道を同時に修める師範による応用など、多角的に八光流を取り上げ、その核心に迫りました。

特集第1章では、八光流の「型」を取り上げます。八光流は時代や場所に適宜対応できる柔軟性を持った武術であり、その術理は様々な応用変化が可能です。しかし、その根幹には「型」がある。二代目奥山龍峰宗家と奥山貴士総本部道場長に、これまでメディアには詳しく示されることのなかった「当身」を含めて、八光流の型の幾つかとその使い方を実演、解説してもらいました。

第2章は、戦時下という時代的な要請に基づき、初代奥山龍峰宗家によって創始された「女子護身道」を紹介。体格的に劣る者が如何に自分の身を護るのか。さらには、稽古することで、それを可能にする身体を造る鍛錬法としても有効な「女子護身道」の体系について明らかにします。
第3章は、八光流を八光流たらしめている「活殺自在」の核心部分である「皇法指圧」。経絡にアプローチすることで、様々な慢性疾患を緩解させる皇法指圧が武技にどのように直結しているのかについて解説してもらいました。

第4章は、上條成山師が率いる八光流健武会道場の「護身ロールプレイ」を紹介! 過去実際に起きた事件をリアルに追体験することで“生き抜く”ための教えを学びます。古流の理合で現代をサバイブする、八光流の有効な現代活用法に焦点を当てます。

第5章には、八光流の皆伝師範であるとともに、和伝流手裏剣道、山井流柔術拳法という他武道の流派を継承した木﨑克彦師範が登場。異なる技術体系を修める中でも、八光流の術理からの気づきがあり、また、そこから様々な状況での応用をシミュレーションすることができる。八光流のさらなる奥深さが見えてきました!

特集以外にも注目記事が続きます。

◎どんな体格、身体能力を持つ相手でも、一瞬のうちに崩してしまう“合気”。独自のアプローチでこれを「誰でもできる」ものにする事に挑戦している武術家が、湯沢吉二師。“ほんのちょっとした事”で合気は誰でもできるようになるという、そのメソッドをご紹介!

◎北九州市に本拠を置き、古流武術の修行を通じて、人間性を磨くことを中心に据え活動を行っている西郷派大東流合気武術「尚道館」道場。第二代宗家・曽川和翁師範に、幼少より初代・山下芳衛師範から学んだ鍛錬の日々について聞かせてもらうとともに、現在も尚道館や支部道場で行われている稽古法と西郷派の技の基本となる部分を示してもらいました。

◎1955年の第1回大会以来、今年で58回の歴史を重ねる「和道流空手道連盟全国大会」。今回、コロナ禍により3年振りとなる大会が盛況に開催された後、改めて大塚博紀宗家に、全国大会の歴史と和道流ならではの試みや工夫について話を伺いました。

◎誕生から40年が経過する現在なお、様々な媒体を通じて人気を誇る不朽の名作、武論尊原作・原哲夫作画の「北斗の拳」。そこには、伝統武術が本来伝えていた“活殺自在”が表現されていることを、空手家にして快整体術研究所を主宰する中山隆嗣師範は指摘する。経絡秘孔がもたらす人体の不思議な世界を不朽の格闘漫画の中から俯瞰します。

◎武道の本質を体現する稀代の空手家・柳川昌弘師範。二聖二天流柔術憲法愛知稽古会を主宰する平松芳雄師範は、その空手を受け継ぐ次世代の若き指導者の一人。本誌初登場となる今回は、平松師自身のこれまでの歩みと、柳川空手の根幹を成す「順突き」の理をご紹介いただきました!

◎“神槍”と名高い、八極拳における伝説的達人・李書文。その晩年の成果を受け継ぐ數﨑信重老師(武学MAS主宰)による東京セミナーが開催された。参加者一人ひとりが李書文の八極拳を基本功から体験できる、このスペシャルセミナーの模様を、現地より徹底レポートでお送りします。

◎「ナンバ歩き」に代表されるナンバの身体操法は、武道のみならず様々な芸事や人生の歩み方においても大いに活用可能です。今回はナンバ術協会特別師範にして書道十段・合氣道八段を持つウイリアム・リード師が“ナンバで難場を切り抜ける”極意を示します。

◎地域の武術史を、地方史資料と現地探査で読み解く、武術史探訪シリーズ。今回は複数の有力な宗教勢力を有したとともに、多くの剣豪を生んだ越前・若狭をとりあげます。

そして、◎日野晃師による”武道”的エッセイ「武道者徒歩記」、◎元・一ノ矢こと松田哲博氏が相撲に秘められた身体文化を物理学的視点で解き明かす「漱石と寅彦の『相撲の力学』問答」、◎高岡英夫師が開発した「歩道」をさらに極める「歩きの質とパワーを高める“歩道”中伝」、◎岡部武央師による究極のクロスカウンターを極める「交差法真伝」、◎“力の最適化”のための稽古と研究を重ねてきた広沢成山師が教授する「“正しい脱力”講座」、◎極真空手道連盟極真館で長く主席師範を務める岡崎寛人師範が自身の貴重な武術体験を綴る「武で出会い、武を深める!」、◎初見良昭宗家より二流派の家元を相伝した逆井則男師範の「”双伝!初見神流”──武神館武道の極意」、◎不遷流柔術第四世・田辺又右衛門の口述筆記から柔術秘史を明らかにする「柔術の遺恨と『復活への予言』」、◎武道ライター・ミリアレシス氏が世界の道場を紹介する「世界の古武道道場通信!」など、大好評の連載陣も必見です!

内容充実の「月刊秘伝2023年1月号」は、12月14日(水)の発売です。全国の書店、ネット書店、秘伝ウェブショップなどでお求め下さい。

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