【巻頭】映画「英雄傳」監督・坂本浩一
特撮界のレジェンド監督が語る!
武術アクションのシン境地──英雄の証
【特集】火急の時を武道で生き抜く「秘伝護身塾」
自他防衛の達人に学ぶ
護身術の黒帯!
【特別企画】秀徹・藤原将志
全身が連動するための鍛錬法
強力な打撃力を生み出す!
月刊秘伝2025年6月号が5月14日(水)発売となります!
巻頭「今月の秘伝なヒト」には、特撮界のレジェンドにして、
映画「英雄傳」のメガホンをとった坂本浩一監督を直撃! 坂本監督の注目の武道アクション歴から、本誌でもお馴染みも武術家たちが多数出演した話題作の撮影秘話、そして、武術とアクションの最新(深)融合についてまで、たっぷりとお話を伺いました!

映画「英雄傳」5月23日(金)より、kino cinéma新宿 他にて公開!!

本作のプロデューサー兼主演を果たした浅井星光師と坂本監督とのツーショット
今号の特集は、
『自他防衛の達人に学ぶ 護身術の黒帯!』と題して、昨今の治安悪化の情勢を受けて、プロフェッショナル「護身術の達人たち」に参集いただきました! 日頃より武道武術の稽古に励む多くの本誌読者の方々に向けて、「命の守り方」に関する5つの誌面講座“秘伝護身塾”を紹介します!!
気になるその内容は下記の通り。
◎第1講では、武道武術格闘技イベント「敬天愛人」などでも大活躍中のSDF格闘・
渡邊勝紀師が、「暴漢を傷つけずに制する護身制圧法」を紹介。「日夜、国内外の有事に備えるプロたち」に近接格闘を教える専門教官である渡邊師ならではの「思考と技の高解像度」にご注目ください。

◎第2講では、「護身具の達人」対談が実現。身辺警護のスペシャリスト・
加藤一統氏(暴犯被害相談センター)と田村装備開発・
田村忠嗣氏が、“命の前備え”護身具についての考え方と、その有効な活かし方を徹底解説!

◎第3講では、“護身術の雄”として世界中から多くの支持を受けるクラヴマガを紹介。創始者の命を受け、日本で本場のクラヴマガを伝える
Imi Krav Magaボアズ・ハガイ師が、原初の自己防衛術と最新の他者警護法を詳細に解説しています。

斧での襲撃に対するVIP警護事例も紹介
◎第4講では、武道武術の理合を活かして、プロボディガードとして従事している
現代兵法 水月道場・水月理師が、現代徒手武道で刃物に対する対処法を、護身に必要な逆転の発想から現代武道を活かす工夫の数々を紹介!

狙いを手元に変えた空手の技法での刃物に対する対処法
◎また特集コラムでは、古武術家にして著述家である
翠月庵主・瀬沼健司師に、護身の行動学としての「武道の礼法」の本質について紹介いただきました!

※特集の詳細は、
特設ページもご参照ください!
特集の他にも注目記事が続きます。
かつて心身統一合氣道の創始者・
藤平光一師範の高弟として、慶応大学合氣道部や海外での指導、さらに心身統一合氣道会の会長も任された丸山維敏師範。その丸山師範によって創設されたのが、此度、本誌初登場となる合氣道唯心会です。今回は唯心会日本師範部長の田添祥雄師範と、本誌お馴染みの
ウィリアム・リード師範に、今という時代に活きる「氣」の合氣道の魅力と真髄を語り合っていただきました!

「チャンミーグヮー」の異名で知られた沖縄空手のレジェンド・
喜屋武朝徳。 掛け試し無敗という実力と高潔な人格は、今なお空手家たちの憧憬です。 そして、その正伝を受け継ぐ仲里武思宗家(求道館)を招聘して開催された東京セミナー、その模様を徹底レポート! 厳正なる「型」によって守り伝えられてきた、不世出の達人の拳に迫りました。

激動の幕末期、その苛烈な剣技で佐幕派の剣士たちを震え上がらせた薩摩のジゲン流。 中でも、豪快な抜き上げで知られる「抜き」。 今回は、この野太刀自顕流(通称:薬丸流)が独自に磨き上げた「抜き」について、 この道35年の研鑽に励む
井谷利之師範に解説いただきました。

剛柔流開祖・
宮城長順の高弟にして、戦後の沖縄空手界を牽引した 一人である八木明徳を初代とし、剛柔流の真髄を今に伝える明武舘。 今回は、この那覇手の正統たる名門道場を訪問し、八木明徳宗家の長男である
八木明達二代目宗家と、そのご子息にして後継者、 明人会長と明広副会長による父子鼎談を行っていただきました!

身体のパワーの最大化を追求する「秀徹」。その創設者・
藤原将志師は「インナーマッスルの締め」「正しい姿勢」「適切な神経反射の発動」の重要性を説いています。それが、全身を連動させることにおける大切な要素であり、「強力な打撃力」を生み出すのに不可欠な条件でもあるからです。今回の取材では、これらが可能となる身体づくりのための鍛錬法の幾つかを示していただきました!

自他共に傷つけない武道「護道」
廣木道心師。 椅子から立つ動作で中心軸をつくる「イス軸法」
西山創師。 今、実践の現場で求められ、そして用いられている二つの 〝流派〟の〝創始者〟同士の豪華対談が実現。 最初は自分や自分の家族のために切り開いてきた道が、歳月を経て、 多くの人々の人生に有益な成果をもたらしているという、 その術の在り方とは!?

連載「合気への道程を示す 堀川伝大東流〝やわらの術理〟」で 好評を博する大東流合氣柔術 幸心会の
野本禎師範が、 自らフィールドワークを重ねて探究する大東流・
武田惣角のルーツ。 その近年の成果を連載番外編として前後編でお届けします。 今回の前編では、惣角が修めた柔術の原点に関わる旧会津藩士、 佐藤金右衛門と武田家との関係を紐解きつつ、 大東流の謎の一つ「系譜伝脈」のアレコレに鋭く迫っていきます!

そして、空手史研究家・横山雅彦師が
池田重秀宗家を取材した好評シリーズ「東恩流の歴史と技法」後編(※最終回)、武学MAS・
數﨑信重師による短期集中連載「小八極拳二段階訓練法」第2階、太我会・
遠藤靖彦師による特別寄稿「即習即戦! 陳式太極拳「二路」の実戦力」、
本誌25年1月号特集「奥深き、ヌンチャク幻想」の続報・
大嶋良介師「幻のフィリピン武術 タバクトヨクの謎」といった注目記事も掲載!!
また日野晃師の「武道者徒歩記」をはじめ、増田俊也氏「秘話、七帝柔道記」、保江邦夫師の「武道格闘技に新境地を拓く!『CHUCK-Arts』」、小川武師範監修「“中山善道直伝” 解題『大日本帝国剣道形』」、高岡英夫師の「武術の科学がスポーツの超進化を生む」など連載記事も必読です!
武道・武術の魅力満載の
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