刃物を用いた凶悪事件の悲報が度々我々の耳に届く昨今、専門家たちは口を揃え「事件や犯罪事情がかつてとは明らかに変化している」と語る。「防犯や護身への関心と必要性」がこれまでになく高まっている現状を受け、本号の特集では、プロフェッショナル「護身術の達人たち」に参集いただいた。
時に“護身における武道無用論”が叫ばれることもあるが、常日頃より道場にて稽古に励む多くの読者諸兄に向けてこう言いたい。──「武道は有用である」と。
ただ、道場外で自他を守るには、少しの工夫と発想の転換も必要なのかもしれない。というわけで、【緊急特集】自他防衛の達人に学ぶ、命を守る「前備え」と火急の際の「後備え」、5つの護身講座を誌面開催しよう。
書店では、今月号だけでなく秘伝誌のバックナンバーを始め弊社の書籍、DVDもお取り扱いお取り寄せが可能です。是非書店でお手にとってご覧ください。
格闘技イベント「敬天愛人」などの異種格闘戦においても示された実力の高さから、斯界の注目を集める渡邊勝紀師。
そのバックグラウンドには多くの武道経験と、国内外の有事に備えたプロたちに「近接格闘」を指導する専門教官としての顔があった!
今回、渡邊師が伝える「SDF格闘」における、相手を傷つけずに、危急の事態を収める暴漢制圧法とそのポイントについて教授いただいた。
習得性の速さや技法の有効性から、世界中の専門機関や市民たちから多くの支持を得ている「護身術の雄」クラヴマガ。
今回、その創始者の命を受け来日し、〝護身術の武道化〟に向け、尽力するボアズ・ハガイ師に、本場の自己防衛術と最新の他者警護法について、「畳の上の護身論」とともに紹介いただいた。
取材協力◎株式会社BONDSグループ https://bonds-group.co.jp/
多くの現代武道、古流武術を修め、その理を活かし、プロボディガードとして活動している水月理師。 ミリタリー専門誌でも「現代の兵法と護身」について長きにわたり連載している水月師に、本特集の最後、武道はいかにして護身に使えるのか、その注意点や工夫について紹介いただいた!
いわゆるお題目となりがちな武道の礼法。本コラムでは、古武術家にして著述家である翠月庵主・瀬沼健司師に、護身の行動学としての礼法の本質について紹介いただこう。
本誌でもお馴染みの武術家たちが多数出演した注目の映画『英雄傳』(えいゆうでん)。
待望の劇場公開(5月23日より)を前に、本作の原案・監督・アクション監督を務めた坂本浩一監督を直撃インタビュー!
スタントの道から、渡米中にJKDを学ぶなど、武術とアクションに精通する監督が語る“虚実の幸せな融合”とは!?
身体のパワーの最大化を追求する「秀徹」。その創設者・藤原将志師は「インナーマッスルの締め」「正しい姿勢」「適切な神経反射の発動」の重要性を説く。それが、全身を連動させることにおける大切な要素であり、「強力な打撃力」を生み出すのに不可欠な条件でもあるからだ。
今回の取材では、これらが可能となる身体づくりのための鍛錬法の幾つかを示していただいた。あらゆる身体パフォーマンスに有効となる「全身の連動」を導く「秀徹」メソッドをお届けする。
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