護身における「武道有用論」──
“自他防衛のプロ”直伝、5つの命の守り方!!
月刊秘伝2025年6月号
好評発売中!

刃物を用いた凶悪事件の悲報が度々我々の耳に届く昨今、専門家たちは口を揃え「事件や犯罪事情がかつてとは明らかに変化している」と語る。「防犯や護身への関心と必要性」がこれまでになく高まっている現状を受け、本号の特集では、プロフェッショナル「護身術の達人たち」に参集いただいた。
時に“護身における武道無用論”が叫ばれることもあるが、常日頃より道場にて稽古に励む多くの読者諸兄に向けてこう言いたい。──「武道は有用である」と。
ただ、道場外で自他を守るには、少しの工夫と発想の転換も必要なのかもしれない。というわけで、【緊急特集】自他防衛の達人に学ぶ、命を守る「前備え」と火急の際の「後備え」、5つの護身講座を誌面開催しよう。

発売日:2025年5月14日
定価:1,000円(税込)

月刊秘伝2025年6月号 
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書店では、今月号だけでなく秘伝誌のバックナンバーを始め弊社の書籍、DVDもお取り扱いお取り寄せが可能です。是非書店でお手にとってご覧ください。

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第1講 近接格闘の暴漢制圧法

細密なリスク管理と武技の有機的結合
SDF格闘 渡邊勝紀

格闘技イベント「敬天愛人」などの異種格闘戦においても示された実力の高さから、斯界の注目を集める渡邊勝紀師。 そのバックグラウンドには多くの武道経験と、国内外の有事に備えたプロたちに「近接格闘」を指導する専門教官としての顔があった!
今回、渡邊師が伝える「SDF格闘」における、相手を傷つけずに、危急の事態を収める暴漢制圧法とそのポイントについて教授いただいた。

第2講 護身の道具はこう使え!

“身を護る”エキスパートが
自衛のための思考法を語り合う

田村装備開発・田村忠嗣×暴犯被害相談センター・加藤一統

長く身辺警護に従事し、数多くの警護任務を果たしてきた加藤一統氏。 元機動戦術部隊所属の警察官であり、独立後に「守護臣」など様々な護身具の開発も行ってきた田村忠嗣氏。 “護身のエキスパート”と言える両者の対談を通して、身を護るために必要な考え方と、護身具の有効な活かし方をお届けする。

第3講 クラヴマガの自他防衛術

本場の護身術創始者が理想とした日本武道の境地
Imi Krav Maga ボアズ・ハガイ

習得性の速さや技法の有効性から、世界中の専門機関や市民たちから多くの支持を得ている「護身術の雄」クラヴマガ。
今回、その創始者の命を受け来日し、〝護身術の武道化〟に向け、尽力するボアズ・ハガイ師に、本場の自己防衛術と最新の他者警護法について、「畳の上の護身論」とともに紹介いただいた。
取材協力◎株式会社BONDSグループ https://bonds-group.co.jp/

Boaz HAGAI
1964年イスラエル生まれ。9歳からボクシング、13歳から空手を始め、14歳の時、クラヴマガ創始者イミ師の高弟ヤロン・リヒテンシュタイン師の導きによりクラヴマガの世界に入る。その後、イミ師の直伝も受けるようになり、1988年に日本武道修行を目的に来日。現在、ヤロン師の運営するブカン(Bukan)傘下団体 Imi Krav Maga Hagana Atsmitとして日本で精力的に指導に当たっている。合気道四段。

第4講 プロボディガード伝 武道の逆式活用法

現代徒手武道の対武器護身応用
現代兵法 水月道場・水月理

多くの現代武道、古流武術を修め、その理を活かし、プロボディガードとして活動している水月理師。 ミリタリー専門誌でも「現代の兵法と護身」について長きにわたり連載している水月師に、本特集の最後、武道はいかにして護身に使えるのか、その注意点や工夫について紹介いただいた!

MIZUKI OSAMU
本職はセキュリティガード(ボディガード)。幼少期に空手や柔道を始めたことを皮切りに武術の道に入り、「大切なものを護りうる武」をテーマとする探求の中、古流武術に理想とする武術のヒントを見出す。武術研究家 甲野善紀師から薫陶を受ける他、様々な武術の師やセキュリティのプロ達からも学びを得た後、「現場で使える武術」と「生活を豊かにする武術」を柱とする武術活法併修の独自メソッドを当世兵法(現代兵法)と名付け、その深化に努めている。武術や護身術の指導を行う他、武術特有の動きを日常動作に取り入た合理的身体操作の講座も開催。その他、スポーツへの応用や、警察官・消防士・警備員等、特殊な需要に対応する技術開発支援なども行っている。

特集コラム 「未発を制する」武道の礼法

「礼儀作法は武技の一環であり、
護身に欠かせない実体のある“術”である」

武術伝習所 翠月庵主・瀬沼健司

いわゆるお題目となりがちな武道の礼法。本コラムでは、古武術家にして著述家である翠月庵主・瀬沼健司師に、護身の行動学としての礼法の本質について紹介いただこう。

SENUMA Takeshi
著述家 武術伝習所 翠月庵主。1969年、静岡県出身。12歳から柔術・抜刀術・剣術を20代後半からはさらに伝統派空手道や琉球古武道を学ぶ。2007年、埼玉県内にて武術伝習所 翠月庵を開設。「気ヲ養イ心ヲ存ス」(『山鹿語類』巻二十一)ことをテーマに、剣術・居合・柔術・手裏剣術等の稽古・研究を行う。

【巻頭】映画「英雄傳」監督・坂本浩一
特撮界のレジェンド監督が語る!
武術アクションのシン境地──英雄の証

本誌でもお馴染みの武術家たちが多数出演した注目の映画『英雄傳』(えいゆうでん)。
待望の劇場公開(5月23日より)を前に、本作の原案・監督・アクション監督を務めた坂本浩一監督を直撃インタビュー!
スタントの道から、渡米中にJKDを学ぶなど、武術とアクションに精通する監督が語る“虚実の幸せな融合”とは!?

【特別企画】秀徹・藤原将志
全身が連動するための鍛錬法
強力な打撃力を生み出す!

身体のパワーの最大化を追求する「秀徹」。その創設者・藤原将志師は「インナーマッスルの締め」「正しい姿勢」「適切な神経反射の発動」の重要性を説く。それが、全身を連動させることにおける大切な要素であり、「強力な打撃力」を生み出すのに不可欠な条件でもあるからだ。
今回の取材では、これらが可能となる身体づくりのための鍛錬法の幾つかを示していただいた。あらゆる身体パフォーマンスに有効となる「全身の連動」を導く「秀徹」メソッドをお届けする。

【特別企画】大東流・武田惣角のルーツを探る
会津藩御供番・佐藤金右衛門から
大東流伝承の真相へ迫る(前編)

連載「合気への道程を示す 堀川伝大東流〝やわらの術理〟」で好評を博する大東流合氣柔術 幸心会の野本禎師範が、自らフィールドワークを重ねて探究する大東流・武田惣角のルーツ。その近年の成果を連載番外編として前後編でお届けする。
今回の前編では、惣角が修めた柔術の原点に関わる旧会津藩士、佐藤金右衛門と武田家との関係を紐解きつつ、大東流の謎の一つ「系譜伝脈」のアレコレに鋭く迫っていく! 惣角が伝えた大東流の原典とは、いかに!?

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