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【月刊秘伝】2024年6月号、5月14日(火)発売!

【巻頭】芸道殺陣波濤流 高瀬道場
『SHOGUN 将軍』キャストへの殺陣指導!

【特集】真に豊かなカラダを手にいれる!
令和の体育/日本人の体躯

【特別企画】和道流空手術・柔術拳法 三代宗家 大塚博紀
和道流「平安二段」─基本形に内包された驚異の武術的身体操法とは!?

【特別企画】修気道宗家 加来禎治
「火の呼吸」で身体改造

月刊秘伝2024年6月号が5月14日(火)発売となります!

巻頭の「今月の秘伝なヒト」は、一般の人たちにも門戸を開放した殺陣・技斗(現代アクション)指導の名門 「高瀬道場」主宰・多加野詩子師と、瀬木一将師、吉水孝宏師の三師範が登場! 2020年に二代目・高瀬将嗣宗家の逝去後、 現在は多加野詩子師が道場を引き継がれ、ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』の キャストに殺陣指導を行うなど、盛んな活動を展開している高瀬道場の理念・技術から海外ドラマ指導に至るまで、 お話を伺いました。

今号の特集は、ズバリ「体育」! 武道・武術の専門誌としては、一見、風変わりな内容と感じられるかもしれませんが、武に根ざした日本伝統文化が伝え残してきた大いなる遺産の一つに、「修身・整体・養生」などとも称されてきた「体育」があるのではないでしょうか。「体育」という言葉には、画一化した 「学校体育」や「兵式体育」といった、 手垢のついたイメージもつきまとうものの、 本来の身体(心・感覚・情緒を含む)を育む“フィジカル・エデュケーション”という観点から、現代人の我々こそ、江戸期以前から日本人の体躯を育んできた智慧を見直し、 また最新の体育法を考えるべきではないでしょうか。本特集では和の身体スペシャリストたちを直撃し開陳していただいた、 温故知新の日本人の体躯の創り方、学校では教えてくれない「令和の体育」をお贈りします!

特集第1講では、武術研究家の甲野善紀師の薫陶を受けた高橋佳三師(びわこ成蹊スポーツ大学)×岡田慎一郎師(介護福祉・理学療法士)×小磯直樹師(身体操法研究室)が、“表裏一体”のシン体育を語り尽します!


第2講では室伏広治スポーツ庁長官が、カラダ本来の適応力を覚醒させる長官が独自に考案した「室伏メソッド」の数々を紹介!キーワードは「型(=動き)、イメージ、空気」です。


第3講では、東西の身体文化史、身体技法史に精通した矢田部英正氏(日本身体文化研究所)が日本の床坐文化に根ざした健康と調和の身構えとなる“坐の基本姿勢”を紹介!

第4講では、ボディワーク刀禅を主宰する小用茂夫師が考案した、“令和の体躯”の水平垂直の基準性を創る画期的メソッド「揺腕法」について、直撃インタビュー!(写真モデル:糸井康友氏)

特集コラムでは、弓術家(啓進会)・精神科医の守屋達一郎師が無声の武道である弓道を契機とした「発声とカラダ」について考察!

※本特集の詳細は下記、特設ページをご参照ください!

特集の他にも注目記事が続きます。
“不世出の達人”佐川幸義宗範が住まい、道場を構えた旧佐川邸(佐川道場)跡地に、今年3月に完成した小平市立「合気公園」。武道極意「合気」を冠した公共施設の完成は、市民の力で実現した日本武道史に残る快挙です!  新たなる武道聖地の誕生の裏話から、在りし日の佐川宗範の知られざる逸話など、旧佐川道場門人諸氏に伺いました!

季氏八極拳伝人の季昭華老師を招いての「論壇」が先日、東京都内にて開催されました。スライドなども用いて解説が行われる「文場」と、演武が披露される「武場」と、文武両面から中国武術への理解を深める交流の場となったこの催しの様子を伝えるとともに、主宰者である根本一己師範と川口賢師範に開催への思いと意義について伺いました。

「武道の稽古を長く続けていくためには?」心理学の教授にして、 長年武術を修めてきた湯川進太郎師が、その心得を提示! カギとなる身体と呼吸に意識を向けるためのエクササイズを紹介するとともに、 武術の稽古が持つ「豊かさ」について語っていただきました。

伝統派空手における代表的な基本形「平安」。一見、初心者用とも思えるそのシンプルな動作には、空手に必要な動きがほぼ全て内包されていると言われます。今回は、和道流の真伝を受け継ぐ大塚博紀三代宗家に、和道流の「平安二段」に秘められた武術的身体操法と、剣術や柔術にも展開する各種応用例を実演いただきました!

元来、居合の祖とされる林崎甚助は 三尺二寸三分という長尺刀を抜いて修練したと言われます。 そんな居合源流の威風を今に伝えるのが、 九州・筑後の雄藩「柳河藩」で伝承された景流居合。 その真髄がこの度、同流十二代目大津山道治師範の解説・指導の元、 一般講習会として東京の地で広く伝授されました。その模様を誌上レポートにてご紹介!

かつて超一流の格闘家や空手家たちが自らのトレーニングに取り入れ、その効果を証明して見せたことで、一大ブームを巻き起こした「火の呼吸」。今回は、武術空手修気道宗家である加来禎治師範に、このクンダリーニ・ヨガの呼吸法が身体へもたらす革新的な進化をはじめ、武術や格闘技への活かし方、さらには実際に行う上で欠かせない重要なポイントを語っていただきました!

浅井流鞭拳空手創始者・浅井星光師。 「ほしみん」との愛称で大活躍中の浅井師は、父・浅井哲彦師より武術を継承した他、 台湾の母方親族の間で伝承されてきた「白鶴拳」も受け継いでいます。 そんなほしみんが昨年、久しぶりに台湾を訪れ再修行し感じた「白鶴拳」について 紹介した前編(本誌2024年4月号掲載)に続き、後編となる今回は、 その貴重な技法や練習体系の一端についてお届けします!


空手に魅せられ母国フランスより「武の国ニッポン」に渡り来て、 この度自ら学ぶ流派の源流を求めて「空手の聖地オキナワ」を訪れた ピエール•スヴェストル氏が、喜屋武朝徳の空手を継ぐ少林流の名門道場 聖武館本部道場にて島袋善保師範の下、修行に励んだ模様をお届けします!

日本を代表する東と西の古流剣術、小野派一刀流タイ捨流。 両流派の極意本2冊(『The Secrets of Ittō-ryū: Book One(一刀流極意 第1編)』と『Unravelling the Cords: The Instructions of a Master in the Tradition of Taisha-ryū(タイ捨流解紐)』)が、昨年立て続けに英語翻訳出版されました。 本記事では、武道ライターのミリアレシス氏が、流派の門人でもある翻訳者たちへ直撃取材。「英語極意本」刊行の経緯に迫るとともに、ボーダーを越えゆく古武術の新時代を考察します。

本号より高岡英夫師による注目の新連載『武術の科学がスポーツの超進化を生む』が開始! また大宮司朗師×平上信行師のシリーズ対談「合気柔術の歴史と武術の極意」特別編として、本年一月に亡くなられた島津兼治先生の大東流研究の進展に於ける功績を、 島津先生との思い出と共に語り合っていただきました。

他にも、小佐野淳師の「古流柔術における当身殺活法の極意」をはじめ、新刊書籍『日野晃武道語録 人生の達人になる!』発売が話題の日野晃師の「武道者徒歩記」、矢野龍彦師の「ナンバ術で身体革命!」、佐々木勇介師の「達人のカラダ解析」(JKD石井東吾師編)、高岡英夫師の「歩道中伝」、習志野青龍窟師の「忍武秘伝」、石川徹也師の「槍術の復元・復興」など連載陣も絶好調!

武道・武術の魅力満載の月刊秘伝2024年6月号は、現在好評発売中です。全国の書店、ネット書店、秘伝ウェブショップなどでぜひお求め下さい!

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