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大塚博紀(初代) Ohtsuka Hironori – 和道流柔術拳法・空手術

 

1892年、茨城県下館市生まれ。本名は大塚孝(こう)。6歳のとき、母方の大叔父である江橋長次郎のもとに入門し、柔術の修業を始める。1905年、中山辰三郎から剣術とともに、神道揚心流柔術と為我流柔術を学び、いずれも全伝を得る。1922年には上京中の船越義珍のもとを訪れ空手修業を開始し、翌年の関東大震災後には一対一の指導を受けるなどし、1年半ほどで船越が知っている形の大半を習得する。その後、摩文仁賢和、本部朝基にも技術を学ぶ機会を持ち、独自の空手を完成させていった。1929年、日本古武道振興会を発足させたのを機に、自らの空手を和道流空手術と命名。さらには、道場を借りていた久保義八郎から柳生新陰流を学ぶ。その剣術の体捌きも、和道流の体捌きに大いに活かされている。1966年、勲五等双光旭日章を受章。1982年、逝去。享年89歳。日本の古流武術と沖縄の空手を融合させた和道流の術理は二代宗家・博紀、三代宗家・和孝へと受け継がれている。

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