月刊秘伝2024年4月号
■特集 “浸透する威力”獲得法
長大武器に学ぶ身体革命!!
◎第1部 武壇日本分会 大柳勝
李書文が極めた六合大槍の発勁
◎第2部 葉問派梁相系詠春拳 新部敏
六點半棍が養う“胴体力”
◎第3部 陳氏太極拳 安田洋介
纒絲勁を鍛える春秋大刀の効用
◎第4部 許式意拳・六合八法 許傑華
大杆子を通じた意拳站樁へのアプローチ
◎コラム 尾張貫流槍術 赤羽根大介
二間槍が導く尾張貫流の真価
■巻頭グラ ……
和道流の全ての基本が、技法が、理論がここにある!!
日本古来の柔術と空手の融合によって産まれた武術、和道流。流祖・大塚博紀により創始され、二代宗家に伝わるその心技を後世に伝えるべく、ここに公開。突き蹴りの基本から形・組手の意義にいたるまでが全二巻にて明らかになる!!
収録内容
■ 基本の動作 その場突き/蹴り/連続蹴り(2本)/順突き・逆突き
■応用動作 跳び込み突き/跳び込み流し突き
■ 組手 基本組手(前半5本)/受け解説/応用技(前半4本)/裏の技(右合構え9本)/1・2・3本式約束組手(前半12本)
■形 基本の形/平安初段/平安二段/平安三段/ナイハンチ/クーシャンクー/ニーセイシ/ワンシュウ
■居捕り(7本)
■短刀捕り(9本)
大塚博紀(初代)
明治25年生まれ。幼少の頃より柔術を学ぶ。明治43年早稲田大学に入学、更なる修行を積む。大正9年神道揚心流柔術の免許皆伝を許され、同流4世を継承。その後沖縄より伝わった空手を研究し、その長所を柔術と融合、和道流を興す。
指導・監修◎大塚博紀(二代)
昭和9年生まれ。和道流二代宗家、同流最高師範。15歳の時より父である流祖・大塚博紀に空手を学ぶ。その後海外数十ヶ国で指導を行うなど空手道に邁進。昭和56年、二代宗家に就任。現在も和道流の普及に尽力している。