15歳で玄武館三代目・小西四郎館長の内弟子として入門。若干31歳にして北辰一刀流宗家五世を襲名。戦後、復員して、昭和23年より善福寺公園を野天道場として指導。平成元年四月、戦中に閉鎖していた北辰一刀流玄武館を再発足。一度は途絶えかけた同流の伝統を今日まで伝える。絵画をこよなく愛し、ル・サン賞、東京都知事賞など受賞多数。平成20年6月1日、逝去。享年89。
■特集 古流武術の巨星、翔ぶ! 黒田鉄山 「武術的身体」の極意は永遠なり! ◎第1章 『月刊秘伝』がともに歩んだ“武術的身体”の軌跡 「黒田鉄山という可能性の証明」 ◎第2章 甲野善紀師特別寄稿 「『秘伝』の師範たちが捧ぐメッセージ」 ◎第3章 振武舘門弟たちが語る我らが師黒田鉄山 「“消える動き”の極意世界」 ◎第4章 後継者・黒田泰正に手渡された武の遺産 「“神速”のレガシー」 ◎第5章 永遠に生き続ける達人の勇姿
2024年7月12日 発売