月刊秘伝2025年4月号
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い
人体の武器化とその必然
試割る鍛錬
◎第1章 岡崎寛人 (極真館)
「試し割り」の中に空手の原点を見る!
◎第2章 空手道尚武会
“試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華
◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館)
テコンドー 技の威力への矜持
◎第4章 上地流空手道振興会修武館
「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持”
……
武田惣角より唯一免許皆伝を授けられた、大東流の伝説的達人・久琢磨。2884手もの膨大な技術を擁するというその体系は、西日本を中心に今日まで脈々と伝承されてきた。そして去る5月3日(祝)、大阪城公園内にある武道場「修道館」にて、久琢磨の正伝を受け継ぐ大東流合気柔術琢磨会の主催による演武大会が、第40回の節目を迎えて盛大に開催された。“西の合気”の精鋭たち三系統が浪速に集った歴史的演武会。その模様を、現地よりお届けしよう!