現在、多くの武術・格闘技の実践者はもちろん、オリンピックに出場するような一流のアスリートからも注目を集め、実践されている西山創師の「イス軸法」。長年に渡る武術の実践から得られた成果を整体施術の知識で整理し、再現性を持たせたという、この画期的な身体調整法の核心となるのが、身体における「中心」の概念であり、それを貫く「軸」を確立した「体軸(=中心軸)」の存在である。
今特集では、このイス軸法が示唆する「体軸=中心軸」が、いかに従来言われてきたものとは異なるものなのかを探るべく、開発者である西山師へ対談三本勝負を試みていただいた。
パリ五輪競泳代表の平井瑞希選手のコーチである競泳日本代表コーチの萱原茂樹師と語り合う、重力プラス浮力の世界で働く中心軸の効用とは!?
現代の武術家の中でも西山師が「中心軸をもっとも体現する一人」と認める影武流の雨宮宏樹師範との「鍛錬を超えたところに見出される中心軸」の真実。
そして、相撲探求家・松田哲博師が語る四股、腰割りといった伝統的相撲鍛錬の中から培われるべき中心軸の理想的なあり方とは!?
各々の対談の中から、既成概念を打ち破る、新たな「中心軸」の姿が浮かび上がってくることだろう。