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【月刊秘伝】2024年11月号、10月11日(金)に発売!

【巻頭】Shinobi Design Project・齊藤きよし
忍者パルクールの「術」と「道」


【特集】「手技・腰技、足技、固技」理合別
柔道技の大研究


【注目記事】大東流合気柔術光道・古賀武光総師範
開かれた手と神気=光の爆発!


【注目記事】ボディガードの“プロ”が教える!
防犯・護身の3つの砦


月刊秘伝2024年11月号が10月11日(金)に発売されます。

巻頭の「今月の秘伝なヒト!」には、忍術・パルクール・デザインの三道に通じ、近年ではNHK『明鏡止水 〜武の五輪〜』への出演も果たした齊藤きよし氏が登場。今という時代に忍びのスキルを活かすべく、先進的かつ多角的な活動を行う齊藤氏が、忍術の可能性と、その現代活用法を語る!

特集は「柔術技の大研究」。「足技」「固技」「手技・腰技」をそれぞれ、鈴木桂治師、高本裕和師、佐藤忠之師が実演を示しながら解説。また、空気投げ研究家の田島大義氏が柔道技の文字分析が紹介。試合での勝利に繋がる技術としての、また受け継がれ形作られてきたものとしての「柔道技」。様々な観点から、その極意に迫まりました。

選手時代には、2004年アテネ五輪の 金メダルを始め、多くの輝かしい戦績を残した鈴木桂治師。その最大の要因とも言えるものが卓越した「足技」技術であった。特集第1章では、世界を制した「足技」の数々のほんの一部だが、鈴木師に実演してもらうと共に、足技を決めるための要諦と、技術を向上させるための取り組み方について、お話を伺った。

第2章では、富木謙治師範の薫陶を直に受けた佐藤忠之師範が登場。嘉納治五郎師範が描いた柔道の理想像を求めて、稀代の武術家・植芝盛平翁の吸収、解析に生涯を睹した富木師範が、嘉納・植芝両師範が研鑽・研究した古流柔術(起倒流)を追うことで見出された「投げ技(手技・腰技)」の極意を解説。

パリ五輪において、圧倒的な強さを見せた角田夏実選手。その角田選手の寝技のルーツを辿っていくと、 同じ大学のOBである高本裕和師が主宰していた柔術やサンボの練習会に行き当たる。特集第3章では、高本師に角田選手の強さの要因を伺うと共に、柔道にも活かすことができる寝技技術の幾つかを示してもらった。

三船久蔵十段の「空気投げ」を専門に研究する田島大義師。その技法探求において、嘉納治五郎師範が制定した形と出会い学び、さらに近年着手しているのが、「柔道技」の名前につく漢字一文字からその体系を考察し直す研究である。第4章では、その一端を紹介し、改めて嘉納翁の理論と、 そこから生まれる柔道技法の深みを感じていただきたい。

また、特集コラムとして、『七帝柔道記』などの著者である作家にして柔道家の増田俊也氏に、パリ五輪の柔道を契機として思い馳せた「“勝ちたい”柔道家のリアルな武道論」と題した論考を特別寄稿いただきました。

特集以外にも注目記事が続きます。

◎単なる見せかけだけの舞ではない、「斬れる居合」を追求し続ける無外流鵬玉会。今回は鵬玉会が伝える無外流の「形」に焦点を当て、そこに秘められた流祖の真意と、形稽古を通じて練り上げられる実戦の極意を武田鵬玉会長に語っていただきました。

◎プロボディガードとしての30年近くの業界歴において、1000件以上の警護依頼を請け負ってきた加藤一統氏は、暴力被害の現場とは、コンマ刻みで危険レベルが変化すると語る。今回、身の危険を3段階の状況に分け、そこでやるべきこと、また護身用品の特徴や用法について、加藤氏が紹介!

◎特別シリーズ企画ヤニック・シュルツェ氏の「沖縄空手史研究」第4回目のテーマは、ホノルルとサンパウロで開催された2つの沖縄唐手実演会。海外初となる大規模な唐手実演会を行った屋部憲通とその弟子、沖縄ブラジル移民一世の屋比久孟徳。彼らが過酷な渡航を経て大衆に披露した「沖縄唐手」とは!? 屋比久孟徳の曾孫から提供された貴重資料も紹介する。

◎大東流合気柔術“永世名人”堀川幸道の最晩年に師事し、「光道」を創始した錦戸無光師範。その伝を受け継いだ古賀武光総師範による「光道関東講習会」が、先ごろ都内で開催された。自然体となり、「気の体」を練り、“合する合気”へと到る、力を超えた「光道の合気」の本質が垣間見えた講習会の模様を紹介しよう!

◎太極拳のあらゆる極意が記された古のバイブル──『太極拳経』。今号より始動する全3回の短期新連載では、中国武術界きっての実戦名手である池田秀幸師範が、『太極拳経』に秘められた拳理を武術として実用化するために必要な「三つの柱」を徹底解明! 第1回となる今回は、「技の三原則」について解説する。

◎今年8月24、25日に今回で60回目を数える「和道流空手道連盟全国大会」が東京武道館にて開催された。武道性や流派ならではの技法の練磨を目的とした和道流独自の大会総括を大塚博紀宗家にお聞きした。

◎全身の靭帯を発動させることで、通常の筋肉へ負荷をかけた運動に頼ることなく、スムーズかつしなやかな動きを実現する「靭トレ」。それは重力に身を任せた、本来の自然な動きを誘発させると、開発者の加藤久弦師は語る。その実践者の一人でもある医学博士の矢作直樹師に「靭トレ」が開く身体の可能性についてお訊きした。

◎古武道を代表する四つの槍術流派、宝蔵院流高田派・風傳流・佐分利流・尾張貫流。これらの流儀が永きにわたって伝承してきた技を直接体感できる画期的なイベントが、愛知サマーセミナー特別講座「戦場の華! 槍術四流派合同演武会・体験会」である。当日の模様を、春風館道場関東支部・赤羽根大介師範に特別寄稿いただいた!

◎ともに「心身一如」「無心」といった境地を目指すものとして、禅と武道・武術はその歴史を通して、日本の文化と精神性に深い影響を与えてきた。そして、それは近代以降、世界の武道・武術修行者にとっても大きな関心のあるところとなっている。長年にわたり日本で古武術と禅を修行するアメリカ人武道ライターのグレイ・ロバート氏に、「侍・武・禅」の関係についての論考を寄稿いただいた。

そして、◎日野晃師による”武道”的エッセイ「武道者徒歩記」、◎“合気”を探求し続けたきた保江邦夫師が“チャックアーツ”という極意世界とその技法を案内する「武道格闘技に新境地を拓く! CHUCK-Arts」、◎大宮司朗×平上信行という武術研究の大家同士による[シリーズ]対談「合気柔術の歴史と武術の極意」、◎スポーツトレーナーの佐々木勇介氏が達人たちの身体に刻まれた武術の教えを明らかにする「達人のカラダ解析」(最終回)、◎高岡英夫師がスポーツを進化させ得る武術の「本質力」について詳しく解説していく「武術の科学がスポーツの超進化を生む」、◎堀川幸道の貴重な技術を後世へ伝えることを旨とする大東流合氣柔術幸心会の野本禎師範による「合気への道程を示す堀川伝大東流“やわらの術理”」、◎矢野龍彦師が日本古来の身体操法で超効率的な動きを示す「ナンバ術で身体革命!」、◎武士が培った深遠なる“当身殺活法”の世界へ小佐野淳師が誘う「古流柔術における当身殺活法の極意」など、大好評の連載陣も必見です!

注目記事が目白押しの月刊秘伝2024年11月号は、10月11日(金)の発売です。全国の書店、ネット書店、秘伝ウェブショップなどでお求め下さい。

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