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【月刊秘伝】2020年4月号、3月14日(土)発売!


【巻頭】これぞ初見流忍術!? 30年の時を経て渡された"秘宝"
戸隠流忍法第三十五代宗家 筒井巧 磁雷矢(ジライヤ)の「戸隠流忍法」継承!


【特集】"勁"を極めたノースサイド カンフー「北派拳術」


【注目記事1】「蹴りの植木」が語る! 日本空手協会 植木政明 首席師範
基本・形・組手「三位一体」の武道空手


【注目記事2】貴重資料とともに振り返る"もう一つの合気道史"
「アンドレ・ノケ伝記」 合気会初の外国人内弟子と大先生、高弟たちとの交流


【注目記事3】春風館関東支部 赤羽根大介師範が示す稀代の実戦槍術
試合稽古と管槍の妙が生む"螺旋"の極意「尾張貫流槍術」



1MZ2004_IMGP3890.jpg月刊秘伝2020年4月号が3月14日(土)に発売となります。
巻頭の「今月の秘伝なヒト」は忍者をモチーフとした大人気特撮テレビドラマ「世界忍者戦ジライヤ」の 主人公を演じ、同作にて共演した師匠役の武神館・初見良昭宗家から、 作中の世界さながらに、なんと実際に戸隠流忍法宗家を継承された筒井巧氏。この度の流派継承の経緯から、撮影秘話、初見宗家との30年以上にわたる交流など、 戸隠流忍法第三十五代宗家へ直撃インタビューを敢行! 「あのジライヤがリアルでも宗家を継いだ!」とファンの間でも大きな話題となった、その舞台裏を徹底レポートします!


th_拳児イラスト.jpgそして今号の特集は、日本における中国武術界の王道にして、
"勁"を極めたノースサイドカンフー「北派拳術」。
八極拳、太極拳、少林拳、長拳といった代表的門派の達人たちの技を受け継ぐ師範たちに、それぞれの拳種が本領とする勁力の源泉と養成法についてご示演頂きました! さらに今号の表紙は、宿命のライバルであるトニー・譚がセンターを飾った秘伝2018年7月号の南派拳術特集と対になるかのように、中国武術漫画の金字塔『拳児』の作画担当こと藤原芳秀先生による特別書き下ろし、「馬弓捶を打つ拳児」となっています!



ギャラリー/八極螳螂武藝總舘日本分舘サムネ2.jpg『拳児』の人気キャラクター「蘇崑崙」のモデルであり、"閃電手"の外号と共に伝説的な達人として名を馳せた蘇昱彰老師。本特集の先陣を切るのは、その技を受け継ぐ八極螳螂武藝總舘日本分舘の高弟、安藤潤二師、知名正則師、桐原高史師です。"二打不要"と謳われる北派拳術の雄、八極拳に秘められた強大な勁力の源泉たる「沈墜勁」「十字勁」「纏絲勁」、さらにそれらと「五行の気」を統合して発する「爆発勁」を示して頂きました!

th_忽雷(らんさつ034のコピー.jpg続く第二章は、『拳児』に登場する数多の中国武術の中でも、八極拳に次いで"剛猛な発勁"を印象づけられた陳式太極拳「忽雷架」。『拳児』原作者にして、北派拳術の魅力を伝えた松田隆智師の愛弟子の一人、本誌初登場となる堀田(※現・松浦)学師に、この"鮮烈なる発勁の宝庫"忽雷架に託された松田師の教えについてお訊きしました! ちなみに拳児の序盤のライバルにして良き友人である堀田豪士の「堀田」は堀田師がその由来となっているそうです。


ギャラリー/川口賢トビラ2.jpg第三章は古来より「天下の功夫 少林より出ず」と謳われる、 中国武術が誇る唯一無二の聖地、嵩山少林寺の少林拳。 少林寺十大拳師の一人・王宗仁師父より教えを受けた若き伝承者 である川口賢師範が、「推」「鞭」「衝」「掏」「靠」「抖」といった六つの代表的な力の性質を通し、少林拳の"力"と"勁"の本質を詳しくご説明してくださいました! その拳理からは、あらゆる北派拳術の勁の源流を見出すことができるでしょう。

th_034-037 特集四章 長拳.jpg第四章は、矢の如く素早い拳脚を繰り出し、地を駆け空を舞う長拳です。 その超人的な身体能力をもって行われる演武の裏側には、 伝統武術に由来する極めて精妙な"勁"の術理が存在します。 公益社団法人日本武術太極拳連盟の強化コーチとして、別當響選手や貴田菜ノ花選手といった日本トップ選手たちを指導している陳静老師に、 長拳で競われる北派拳術の勁力について語って頂きました。本場中国で輝かしい実績を収めた陳静老師の言葉は、競技武術が決して見せかけだけの華拳繍腿ではないことを教えてくれます!

th_拳児サイン←大塚.jpg月刊秘伝で使用された衝天火炮の動作写真.jpgさらに、スペシャルコラムも二本立てです! 藤原芳秀先生に『拳児2』の続編制作など最新情報を直撃インタビュー! イラストサイン色紙のプレゼントも見逃せません! また沖縄の実戦中国武術家 宮平保師範に、北派拳術の勁が持つ実戦力について、温敬銘老師との修行エピソードも交えてご寄稿頂きました!



ジャパニーズ・カンフーの主役ともいえる北派拳術の尽きることのない魅力と浪漫、そして永き歴史と伝統に培われた深遠なる"勁"の術理に迫った総力特集! ぜひともお楽しみください!

1MZ2004_IMGP9785.jpg特集の他にも注目記事が続きます。
船越義珍翁を最高師範に結成された日本空手協会。 中山正敏・初代首席師範、杉浦初久二・二代首席師範の後を継ぎ、三代首席師範として、世界へ広まる "武道空手"を引率する植木政明師範。 現役時代には数々の大会で優勝を果たし、「蹴りの植木」との異名を誇った植木師範に、協会の歴史や、 八十歳を超えてなお続けているという伝統の鍛錬法、「基本・形・組手」が三位一体をなす 自然体と"極め"の空手道についてお話を伺いました!

1MZ2004_85_01.jpg今や世界中へ普及した合気道。その草創期に来日、修行に励み、外国人合気道家の魁となったアンドレ・ノケ師範。 ノケ師範の衣鉢を継ぐ合気道史研究家ギヨーム・エラール氏が、 師が残した貴重資料とともに、この武道が躍進した時代の"もう一つの合気道史"を紹介していく注目のシリーズがスタート! その第一回では、初の外国人内弟子として、合気道創始者 植芝盛平翁をはじめ、数々の名立たる高弟たちとの交流に彩られた、ノケ師の武道人生を振り返ります!



ギャラリー/尾張貫流2.jpg古流武術の中でも数少ない、試合を行う流儀である尾張貫流槍術。それは現在、『週刊少年ジャンプ』で連載中の人気漫画『Dr.STONE』の登場キャラクター、「氷月」の遣う流儀としても大きな注目を集めている稀代の実戦槍術です! 春風館(関東支部)の赤羽根大介師範が示演する、管槍ならではの穂先が螺旋を描く突き、そして独自の防具を用いた壮烈な試合稽古は、まさに戦国時代の息吹を感じさせてくれます!

th_新春法会・師家承継式_ 0508.jpg現代を代表する武道団体として、今や世界中に普及する少林寺拳法。2020年1月より宗道臣開祖の孫にあたる宗昂馬氏が第三世師家を承継、併せて少林寺拳法グループ代表に就任されました。金剛禅総本山少林寺の本堂にて盛大に執り行われた「少林寺拳法師家承継式」の模様をレポート! 宗道臣開祖から続く少林寺拳法の道統が継がれる歴史的瞬間を、ぜひご覧ください!


th_DSC_8457.jpg太極拳推手倶楽部を主宰する江口博老師は「推手は実戦に使えるのか?」 との問いに、「使えない」と答えるそうです。 では、なぜ推手を行うのか? そこには太極拳の基礎にして 真髄を学ぶための要諦が秘められているのです。 推手こそが、太極拳の勁の運用法、そして攻防の原理を身につけるためのうってつけの鍛錬法であることを非常に分かりやすく解説して頂きました!



th_久場イメージ630天井消し.jpg昨年の発刊から好評を博した、沖縄空手道拳法会静岡県支部 剛琉館の佐藤哲治師範の『沖縄古伝剛柔流拳法で解く! 空手の不思議』(BABジャパン刊)。この出版記念を兼ね、佐藤師範の師であり、その技術の源泉である沖縄空手道拳法会会長の久場良男師範、並びに、久場師範の高弟であり、同じく佐藤師範へ多大な影響を与える新城孝弘師範(拳龍同志会主宰)を招いた特別講習会が、佐藤師範の本拠地・御殿場市で開催! 沖縄空手界でも組手技術においては第一人者とも目される久場師範、そして、剛柔流の他、沖縄の泊手や競技空手にも造詣の深い新城師範が明かす沖縄空手の真髄の数々をレポートさせて頂きました!


th_back 01.jpg現在、様々なスタイルが見られるフィリピン武術「カリ・アーニス・エスクリマ」。その専門研究家として、長年現地に足を運び調査を重ねる大嶋良介師が、フィリピン武術の源流と発展の様子を色濃く辿れる"セブ島のアーニス"について紹介していく新連載が本号より始動! 先人たちの戦いのドラマとともに同地で生まれ分かれた流派の数々と、それぞれの技術の特徴と発展、その変遷について全8回にわたって探っていきます!

他にも真北斐図先生の「図形と武術」、山田雄司先生の「忍の細道」、小山隆秀師の「津軽の剣」、今野敏先生の「チャンミーグヮーの手」、長谷川智師の「"修験道"即ち心身向上」、渡邊康人師の「私たちのプランC」など連載陣も絶好調! 黒田鉄山師、日野晃師、高岡英夫師らお馴染みの師範たちの連載も当然必見です!



武道・武術の魅力満載の月刊秘伝2020年4月号は、3月14日(土)発売です。全国の書店、ネット書店、秘伝ウェブショップなどでぜひお求め下さい!


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