関口源太　Sekiguchi Genta
弓術家（尾州竹林派）

江戸時代後期～明治時代にかけての尾州竹林派の弓術家。天覧［明治19（1886）年］において星兜を射抜いた名人。13歳で六分五厘（約26㎏）、18歳で六分八厘（約28㎏）、先生からもらった七分三厘（約30㎏）の弓が弱く感じられたという。明治12（1879）年、上京して神田今川小路に道場を開く。明治18（1885）年には吹上御殿で八分五厘（約35㎏）で一手、寸弓（約40数㎏）で一手的前を行う。明治20（1887）年には伏見宮で愛用の八分矛詰り、約30数㎏の弓で信家が鍛えた星兜を三寸ほど射抜く。明治34（1901）年64歳で病没。

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