野口体操創始者。1914年 -1998年
群馬県出身。群馬師範学校・東京体育専門学校助教授を経て、東京芸術大学教授。後に、同大学名誉教授。野口体操を創始、野口体操教室の主宰として長年にわたり、野口体操を指導した。1998年3月29日、肺炎のため亡くなられた。三千三の名は、芝居好きの祖父によって、歌舞伎十八番「先代萩」に因んで三千世界に子をもつ親の気持ちを歌った浄瑠璃から付けられた。
著書に『原初生命体としての人間』増補改訂版(岩波書店、1996年)、『野口体操・からだに貞く』(春秋社、2002年)『野口体操・おもさに貞く』(2002年春秋社)など、多数。
(写真撮影/佐治嘉隆)
野口体操の会 https://noguchi-taisou.jp/
◎関連記事:秘伝2025年2月号 羽鳥操(野口体操の会)× 藤本靖(身体論者)「『野口体操』重力と音の律動」
◎関連記事:秘伝2013年3月号 「野口体操が求める、生命体が備える真の強さ」