月刊秘伝2024年12月号
■特集 力を0化する!!
武術が到達した“柔の極致”
化勁
序章『化勁とは何か』
第1章『化勁の実戦用法』 宮平保(天行健中国武術館)
第2章『合気と化勁を繋ぐ術技』 高瀬道雄×臼井真琴×有満庄司
第3章『推手で磨く化勁の理』 日本武術太極拳連盟
第4章『化勁を錬る一人稽古』 遠藤靖彦(太我会)
■巻頭グラビア
中達也「形稽古の極意指南!」
佐久間錦二「新始動! 佐川合気実験室」
ベンジャミン ……
パリオリンピックでの日本人選手たちの奮闘に湧いた日々から数ヶ月が経った9月某日。そのオリンピックで柔道男子日本代表監督として選手を率いた鈴木桂治師への取材が実現した。選手時代には、2004年アテネオリンピックの金メダルを始め、多くの輝かしい戦績を残した鈴木師だが、その最大の要因とも言えるものが卓越した「足技」技術であった。特集第1章では、世界を制した「足技」の数々のほんの一部だが、鈴木師に実演してもらうと共に、足技を決めるための要諦と、技術を向上させるための取り組み方について、お話を伺った。