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上原恒 Uehara Kou – 剛柔流空手直心館

1929年沖縄生まれ。戦時中は疎開先の宮崎の軍需工場で、戦後は沖縄の米軍基地に作業員として動員され、現地の工員・ならず者・米兵を相手に喧嘩三昧の日々を送るが、刑務所行き寸前となった事を切っ掛けに、精神修養のため空手の道に入る。小林流開祖 知花朝信を経て剛柔流 宮里栄一師範に師事し、”稽古の鬼”と畏れられるほどの修練を積む。1974年に剛柔流空手直心館を設立し、その5年後には全沖縄空手道連盟の理事に就任。しかし、宮平保師範との出会いから、中国武術との技術交流による沖縄空手の真の復興を志し、沖縄空手界の重鎮としての地位に背を向け、孤高の道を行く。高弟の宮里信光師範にその後継を託し、2018年9月26日逝去。享年90歳。





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