甲賀武田忍法十八代。小林小太郎(号良學)。
1903年(明治36年)1月11日、山梨県東山梨郡勝沼町生まれ。
1914年、日蓮宗に入信、実父形太郎より柳生流の剣と心倒流の柔を学ぶ。その後、改宗して、御嶽教に入信、二十余年の布教活動で御嶽教大教正免許及山梨教正庁幹部に昇格。鹿島流棒術御嵩派免許皆伝。
1920年、夢想流高野源八郎に合気術を学び師範免許。
1923年、甲府49連隊に入隊。その後、除隊。
1936年5月、武田神社例大祭(旧暦)の時に合わせ、平本峰洞甲賀流(武田家に伝わる忍法)十七代より免許皆伝。平本峰洞翁が伝えた甲賀流は、甲州流、甲陽流、忍甲流(真田流)、義経流(鞍馬流)、根来流等をまとめた甲賀武田忍法と総称された。
1937年(民国26年)、上海龍花寺上仁修法師大僧夢得より少林寺拳法免許。
1943年、井出敏男仙人より先行を学び免許皆伝。
戦後、山梨県空手道連盟最高顧問、NHK「それは私の秘密」に出演。
古武道研究会明神館・神秘流神仙術を立ち上げ武芸十八般の研鑽。
実兄飯塚保森は、甲州の隠れ武士として秘武器の保存に当った。
後継者甲賀武田忍法十九代柏浦覚道。