1950年宮崎県都城市生まれ。柔道の猛者だった父親の影響を受け高校入学と同時に糸東流空手を始める。高校卒業後、全日本空手道連盟糸東会会長、岩田万蔵の内弟子となる。その後、松濤会、日本空手協会、剛柔会、尚礼館支部に入門し稽古。剛柔流尚禮舘の渡口政吉の事を聞き弟子入りの為上京し尚禮舘東京本部に入門。支部道場開設の為、帰郷、先生をお呼びして自宅道場にて個人指導を受ける。先生没後、尚礼会の組織から離れ奥様に許可を頂き尚禮舘を名乗り、師渡口政吉の沖縄の文化としての空手を伝え広げる為に指導を行う。沖縄剛柔流空手道尚禮舘師範。2023年4月に那覇市内に事務局を開設。曹洞宗 僧名「樹高(ジュコウ)」。渡口政吉の言葉「拳の道は、禅の心である」を追求すべく、空手の稽古と日々の坐禅を行う。
(写真協力:尚禮舘)
◎沖縄剛柔流空手道 尚禮舘 平川道場 http://shoreikan.jp/
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