月刊秘伝2025年4月号
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い
人体の武器化とその必然
試割る鍛錬
◎第1章 岡崎寛人 (極真館)
「試し割り」の中に空手の原点を見る!
◎第2章 空手道尚武会
“試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華
◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館)
テコンドー 技の威力への矜持
◎第4章 上地流空手道振興会修武館
「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持”
……
ポイントは、以下の2点。
1)腕に意識を置きすぎず軸を立てることに集中する
2)腕を放り投げる感覚でパンチを打つ
「あの短い距離で効かせるのがスゴいです。」
「軽く打ってるのに、貫通力がある。」
『打たれ慣れたフルコン戦士にも軽く効くパンチ』
(秀徹公式動画・コメントより 119万再生/21年11月時点)
突きの威力を紹介した上記の動画で
一気に注目を集めた打撃の稽古会・秀徹。
このDVDではそのコツを
代表である藤原将志(まさし)先生が丁寧に解説していきます。
最大の特徴は、筋力や動作のレベルアップではなく
爆発力を生むための姿勢作りを丁寧に行うこと。
・仙骨を入れる(背中の下の方に行く程に力が入る感覚)
・天地軸を立てる(背骨~うなじが真っ直ぐ上に通る感覚)
上記の2つを秀徹のキホン二点として
一体化(身体の全てが動く状態)を実現させていきます。
この体が出来れば、近い距離で軽く当てただけに見える拳も
砲丸を放り投げたような衝撃となり、力を相手に貫通させます。
さらにキホン二点は、打撃だけではなく組み技でも効果を発揮。
投げやグランドの局面で、絶大な力を出していけます。
トップクラスの格闘家、各界の指導者たちも注目する
画期的な鍛錬法と身体操作法。
威力に拘り抜いた藤原先生の探求の成果は
流派を超えて、多くの方の稽古に資する内容となっています。
指導監修◎藤原将志 ふじわら まさし