月刊秘伝2025年4月号
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い
人体の武器化とその必然
試割る鍛錬
◎第1章 岡崎寛人 (極真館)
「試し割り」の中に空手の原点を見る!
◎第2章 空手道尚武会
“試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華
◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館)
テコンドー 技の威力への矜持
◎第4章 上地流空手道振興会修武館
「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持”
……
体重も身長も平均を大きく下回る小柄な体格。
そして、年齢は今年(2024年)2月に76歳となった。
そんな武道家が駆使する筋力や加齢を超えた「技」や「身使い」。
それは「柔よく剛を制す」、つまり、体格や年齢に左右されない身体の用い方を、一心に何十年にも渡り探求し続けてきたから可能となったものである。
本特集では、日野晃師が磨き続けてきた「衰えない力」の原理と実際の運用法を、記者による取材と日野師自身の解析を通して様々な視点から取り上げている。
“日野式”身体操法を徹底解明する!