月刊秘伝2025年4月号
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い
人体の武器化とその必然
試割る鍛錬
◎第1章 岡崎寛人 (極真館)
「試し割り」の中に空手の原点を見る!
◎第2章 空手道尚武会
“試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華
◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館)
テコンドー 技の威力への矜持
◎第4章 上地流空手道振興会修武館
「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持”
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宮本武蔵継承二天一流東京支部
世界中で愛読されている「五輪書」は、外国で人気のある侍として名高い宮本武蔵によって書かれた兵法書です。東京へのオリンピック招致活動が行われていた2013年、「五輪書プロジェクト」が武蔵終焉の地、熊本で立ち上げられました。2020年のオリンピック五輪を控え、五輪書はIOC委員も非常に関心を寄せております。
本短編映像作品宮本武蔵「五輪書」では、肥後門外不出とされてきた野田派二天一流、宮本武蔵晩年の肥後熊本での軌跡をご紹介いたします。武蔵が細川忠利公に招かれ、五輪書を書きあげるまで。そして五輪書によって後世に遺された哲学とは何かを、ゆかりの地の映像に合わせて語るのは、武道家であり、五輪書に関する著書もある俳優の藤岡弘氏。
宮本武蔵継承(野田派)二天一流第二十一代の荒木章博師範と門弟一同による熊本城での演武や、熊本県知事の蒲島郁夫氏による「武蔵と熊本の関わりについて」のインタビューなどを、五輪書の五巻に見立ててドキュメンタリーとしてまとめました。
協力:熊本県、熊本市、雲巖禅寺、公益財団法人島田美術館、熊本県古武道会、九州学院剣道部、熊本県地域づくり夢チャレンジ事業