特集「背中を使え!」第五章
遠藤靖彦(太我会)
掲載号:2012年12月号
外面的な肉体中心の西洋的身体観とは異なり、身体の内面に目を向けた東洋的身体観で構築されていると言われる中国武術。
そんな中国武術でも「勁は背より発する」というように、けっして肉体を疎かにするわけではない。
しかし、そこにはやはり中国武術ならではの「身体の作り方」が存在する。
「通背」「通臂」などとも言われるように、「身体を貫通する“何ものか”」を、いかに滞りなく伝えるか。
その要となる背であり、全身のつながりを構築していく、中国武術の鍛錬法を、我が国太極拳黎明期より第一線で活躍してこられた太我会、遠藤靖彦師範にお聞きした。
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