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真の功夫を求めて

定価
5,500 円(税込)
指導・監修
遠藤靖彦
収録時間
68分
発売日
2022年2月28日

陳家太極拳 遠藤靖彦
拙力を武功に変えていく

私の半世紀にわたる太極拳修行は
振り返れば【功夫とは何か?】の探求であった。

そして中国武術を一筋に研究し、紆余曲折の末に
太極拳の功夫とは何か? を解明できたと感じている。

(陳家太極拳 太我会代表 遠藤靖彦)

遠藤先生は【第一回全日本太極拳・中国武術表演大会】で
見事に優勝を飾った日本人中国武術家の先駆け的存在。

・周元龍老師(上海の有名な武術家)
・陳小旺老師(陳氏太極拳第十九代伝承者)
・馮志強老師(達人と謳われた陳発科の最後の弟子)

という錚々たる太極拳老師(先生)達に学び
太極拳を究め続けてきた、隠れた実力者といえる先生です。

その遠藤先生が満を持して、このDVDで【功夫の身につけ方】を解説。

「拙力(拙い力)を武功(武術のための力)に変えていく」

ことを中心に【練習の段階】と【それぞれの心得】を丁寧に紹介していきます。

武術の練習を【形の奴隷】で終わらせないために。

・太極拳・中国武術はもちろん
・身体の可能性を探求する全ての武道・武術

の修行者/愛好者に贈る、太極拳功夫体得の現代的バイブルの登場です!

CONTENTS

■功夫を認識する大要…身体に三要素を備えさせる
■内勁の第1段階…貫勁の体得
【勁とは…外勁と内勁】
【全身の放鬆の練習…懶扎衣~単鞭(放鬆で)】
【肩部と股関節の放鬆…腕の旋回/股関節の平円運動】
【補助練習①…基本功(双臂大開大合順逆纏絲基本功)】
【補助練習②…単式練習例(披身捶/左右金鶏独立)】
【放長の練習…懶扎衣~単鞭(放長で)】
【退歩圧肘~白鶴亮翅(放鬆で/放長で)】
【学習者に留意してもらいたい点…放鬆と放長の違い】
【陳式二路…単鞭~飛歩拗鸞肘(放長で/整勁で)】
■内勁の第2段階…両手・両足の関係性
【両手の関係性例…三換掌/倒捲肱/懶扎衣】
【両足の関係性例…懶扎衣/足の移動/蹬一根】
■内勁の第3段階…上と下を結び付ける
【上下の結び付けの工夫例…懶扎衣/抱頭推山/二起脚の入り】
■内勁の第4段階…順逆纏絲と開合
【順逆纏絲を明瞭に行う…単臂基本纏絲功を例に】
【順逆纏絲と開合の関係性…双臂順逆纏絲基本功を例に】
【順逆纏絲と開合…拳勢呼吸での実践】
■内勁の第5段階…意による剛柔・虚実
【発勁二動作(蓄発)の転換】
【意による連関性のコントロール】
【剛柔虚実の転換…掩手肱捶を例に】
■内勁の第6段階…変位中の関係性
【変位中の協調と連動…単臂基本纏絲功を例に】
【欲揚先抑 欲右先左の例…二路六封四閉/金鶏独立/閃通背】
【全身と変位の協調一致の深み】
【独り善がりの弊害をなくすために…技撃を目的とした練習】
【身体の力と勁力を上げるために…強化のための器具】
■気血…養生面からの功夫
【全身の筋肉の緊張を解く…放鬆での練習】
【全身の運動を伸びやかに行う…放長での練習】
【気血を目的とした順逆纏絲と開合】
【太極拳と気功の結合】
■陰陽原理の探求…順任自然という大哲理
【捨己従人の実現…陰陽作用例】
・左右の腕 ・上肢下肢 ・進退 ・上下 ・左右
・開合 ・剛柔 ・畜発 ・陰陽変化を意で制御する
・虚中寓実の発勁
【総合的な陰陽の変化例】

指導・監修者プロフィール

遠藤靖彦(えんどう せいげん) '55年東京生。'71年から中国武術を学び始め、'79年、周元龍老師より、初めて陳式太極拳の指導を受ける。'82年には陳小旺老師に師事し、'84年中国武漢国際太極拳(剣)表演大会、'84年第1回全日本太極拳・中国武術表演大会で優勝する。また陳式太極拳・馮志強老師にも師事する。'07年、学習した各種武術を土台とした中国武術学習会・太我会を発足、現在に至る。

指導協力◎遠藤景子 樋浦良彦 大竹秀一 幡野哲哉 秋本紗永子 中村茎枝
協力◎伝統中国武術・太我会

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