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【訃報】川江 礼子 師範 御逝去


WHDSC_0966.jpg 沖縄空手・古武道や女子総合格闘技を経て、太極拳をはじめとした中国武術を指導してきた川江礼子師範がが、去る2015年2月2日、御逝去されました。享年60歳。

 1954年、沖縄県に生まれた川江師範は、高校を卒業すると本土に移り、仕事の傍らダンスや日本舞踊を傾倒していく。川江師範が武道の道に足を踏み入れたのは38歳の時、沖縄古武道の世界大会においてサイを演じて初出場、初優勝という快挙を果たす。その後も、フルコンタクト空手、女子総合格闘技へと次々と挑戦を重ねるも、41歳の時、ガンを宣告される。激痛と闘い治療を続けながらも、その後出会った太極拳の師範として、類い稀なる強靭な精神力で、その生涯を武に”生き続け”られました。

 本誌においては、2014年12月号にて、余命宣告から十数年、自らを蝕む”難病”と闘いつつも、「あくなき鍛錬への挑戦」を続けられた想いについて、訊かせていただきました。

 改めまして、川江師範の御冥福をお祈り申し上げます。

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