易筋経(えききんきょう)は禅の開祖・
菩提達摩が
嵩山少林寺の修行僧に伝えたとされる
十二の運動法のこと。
健康法としてはもちろん、
少林武術発祥の地で広がったことから、
武術の基礎練功法(鍛錬法)としても行われてきました。
本DVDではその
実践法を、玄武館・
岡部武央(たけひさ)先生が
丁寧に解説していきます。
その特徴は、
呼吸に合わせた各種の
等尺性筋収縮(※1)で、
体の質そのものを変えていくというもの。現代の
一般的な易筋経は、
ゆっくりとした呼吸と動作で、
丈夫な筋肉・骨などを作っていくのですが、岡部先生が指導する易筋経は
熊氏(ゆうし)易筋経(※2)といい、さらに
練功色が強いもの。
例えば
第六運動法・開合呼吸では、
ゆっくりと吐く息と共に
掌を胸前で合わせ、吐き切る瞬間に
短い呼気で、
掌をさらに推し合う練功法。
この練功で、
背骨周りの深層筋などが鍛えられ、
肺活量の増加も期待出来ます。そして武術的には、力を瞬時に発揮する
発勁の訓練になってきます。
また、
全ての運動法は、
体幹(肚脇の深層筋)に負荷を掛けながらの
腹式呼吸で行うので、体の中心にある
深層筋の鍛錬はもちろん、
内臓の刺激・強化にも取り組んでいけます。まさに、外側の筋肉ではなく、
体の内側の質を変えていける内容になっています。
※1…筋肉の長さを変えずに力を発揮する形・姿勢
※2…嫡流真伝中国正派拳法の創始者・櫻公路一顱が指導した易筋経
新作DVD◎最強の健身法
【易筋経入門】
紹介動画◎最強の健身法
【易筋経入門】
指導動画◎
【第六運動法…開合呼吸】
指導監修◎
岡部武央 おかべ たけひさ