【巻頭】“新極真空手の革命児” 塚本徳臣
努力がすべて! それに勝るものなし
【特集】日野晃「衰えない力」の正体
前進し続ける“武道者”に続け!
【注目記事】「KEYSI」創始者、フスト・ディエゲス
ストリートをサバイブする超実戦護身術
【注目記事】元祖・伊藤一刀斎の“極意の剣”
小野派一刀流 “秘中の秘” 仏捨刀
月刊秘伝2024年3月号、2月14日(水)に発売されます。
巻頭の「今月の秘伝なヒト!」は、“新極真空手の革命児”の異名をとった塚本徳臣師範。現役時代、最年少および最年長の世界タイトルをはじめとした数々の優勝経験を持ち、現在は新極真会世田谷・杉並支部支部長を務めています。遠近自在の間合いを駆使した多彩な蹴り技で相手を翻弄した独特な「塚本空手」は、どのようにして次代へ継承されるのか!?
特集は「
日野晃ーー“衰えない力”の正体」。日野晃師が磨き続けてきた「衰えない力」の原理と実際の運用法を、記者による取材と日野師自身の解析、さらには中達也師範(日本空手協会)との対談を通して、様々な視点から取り上げています。また、武道家以前の時代も含めた来歴を紹介するセクションも設け、如何にして現在の「日野晃」が形づくられてきたのかについても多角的に迫りました。
特集の第一部は「日野晃とはどんな武道家なのか」について改めて紹介。どのように武道の道に入り、どんな武道遍歴を辿り、そして何を核として武道を探求してきたのか。さらには、武道に携わる以前の経歴も取り上げ、日野晃師の土台となっている部分も掘り下げています。稀代の武道家・日野晃の来歴を紐解く。
特集第二部は「体重移動」「連動」「力まない動き」という観点から、 “日野式”身体操法の技術を深掘りしています。各パートとも、記者による取材と日野師自身による論考によって詳しく解析。武術的な身体の使い方を研究する中で編み出されていった日野師の身体操法理論を明らかにする!
特集のトリを飾る第三部では、日野師と
中達也師(日本空手協会)による超豪華対談が実現! あらゆるジャンルに通用する普遍性を備え、流儀を問わず、数多の一流武道家たちから大きな支持を得ている日野師の身体論。空手界のスターが体験し驚愕した、別次元のカラダと技に迫りまりました。
特集以外にも注目記事が続きます。
◎今号から、新連載「古流柔術における当身殺活法の極意」が始まります。昔日の武士が培った深遠なる“当身殺活法”の世界へ、国際水月塾武術協会の
小佐野淳会長が読者諸氏を誘います。
◎長年にわたりインドの聖地で修行を重ねてきたヨーガ行者の王・
成瀬雅春師。コロナ禍後に、久しぶりに訪れた南インドへの旅行の模様と、現地の貴重情報、そして北の聖地での修行、さらには文武の奥義へと至る道についてまで、成瀬師自らに紹介いただきました。
◎2023年の「大刀剣市」が11月18日(土)と19日(日)、東京美術倶楽部にて開催されました。一剣会羽賀道場代表・卯木照邦師範とイタリアから来日した研師マッシモ・ロッシ師がともに同会場を回りながら、時代や国境を超える刀剣談義を交わしていただいた模様をお届けします。
◎2023年12月、ついに大団円を迎えた大河ドラマ『どうする家康』。その劇中で描かれた、家康人生最大の難所といわれる「神君伊賀越え」について、本番組の忍者指導を担当した三重大学・
山田雄司教授が徹底解説! 忍者研究の第一人者が語る、『どうする家康』版・神君伊賀越えの舞台裏と歴史上の真相とは⁉︎
◎スペイン発の超近接戦闘術「KEYSI(ケイシ)」の創始者である
フスト・ディエゲス師による初の来日セミナーが、2023年9月、四日間にわたって東京で開催されました。ストリートでのリアルな護身に特化した驚異の技術と、日本武道にも相通ずる深遠な哲学を、メソッド創始者より直伝で学ぶスペシャルセミナーの模様をお伝えします。
◎一刀流“秘中の秘”として伝わる「払捨刀」。それは元祖・伊藤一刀斎が自らの不覚から多数の敵に襲われ、窮地を脱した体験を基に、後に編んだ“動”の組太刀である。上下の落差、左右への転化、回り込み、潜り抜けなど、体と刀が四方八方へ存分に働く、この極意の剣について、小野派一刀流免許皆伝・
石崎徹師に紹介いただきました。
◎達人・
三船久蔵十段の伝説の技法「空気投げ」。その“専門研究家”として探求を続ける
田島大義師。
嘉納治五郎師範が講道館柔道の形として制定し、「攻防の理合を水の様相に象って五つの形に表現した」という「五の形(いつつのかた)」から、柔道極意を探求! この形を空気投げ研究の視点から田島師が研究・解釈した報告をお届けする。
◎松村哲明先生は、およそ半世紀にわたり修行してきた剛柔流空手と、独自に探求を重ねてきた合気術を融合させることで、従来の空手とは 全く異なる武術体系を構築。その研究成果の一端である、自由な動きの中で使える合気を習得するための方法論を紹介!
◎長年、様々な武道を修め研鑽する一方、近年の武道ツーリズム開発に尽力する福岡雅巳氏が全国の武術史跡や武道文化を紹介するシリーズ「武道聖地の歩き方!」。今回は武道文化にも多大な影響を残した九州は筑前の地に活躍した武術家たちの残照を追う「筑前編」です。
そして、◎
初見良昭宗家より二流派の家元を相伝した
逆井則男師範の「”双伝!初見神流”──武神館武道の極意」(最終回)、◎スポーツトレーナーの佐々木勇介氏が達人たちの身体に刻まれた武術の教えを明らかにする「達人のカラダ解析」、◎
習志野青龍窟師が驚異の“忍び修行世界”について詳らかにしていく「“忍武”秘伝─忍道実践修行帖!」、◎
ダニエル・マードン氏が沖縄の空手道場を訪問し沖縄空手のスピリットを探究する「沖縄空手道場訪問録」、◎
大宮司朗×
平上信行という武術研究の大家同士による[シリーズ]対談「合気柔術の歴史と武術の極意」、◎
高岡英夫師が開発した「歩道」をさらに極める「歩きの質とパワーを高める“歩道”中伝」(最終回)、◎「護道」の
廣木道心宗家による相手も自分も傷つけないための「自他護身を極める」など、大好評の連載陣も必見です!
内容充実の
月刊秘伝2024年3月号は、2月14日(水)の発売です。全国の書店、ネット書店、
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