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棒手裏剣の「継ぎ矢」

桜雅 / 武神館

先に刺さった棒手裏剣の後ろに次の手裏剣を狙って刺しています。
弓道では一射目と二射目が同じ軌道を描いた結果であり、継ぎ矢は珍しいことですが手裏剣術においては直打法の性質上、まったく同じ軌道を描いた結果ではありません。しかし再現するために微妙なコントロールが求められる点は同じです。毎回毎回出来ることではありませんが、狙っている以上はいつでも起こりえる未必の故意と言えます。
ちなみに継ぎ矢をしてしまうと巻き物を作り直さなければいけないので大変なことは弓道と同じです。
いつもは手裏剣同士を少し離して練習するようにしていますが、これは真剣に狙っての結果です。
珍しいことであり、転じて縁起がいいことと言えます。
様々な願いを込めた稽古でもあります。

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