古流武術を受け継ぐということ──
それは単に型や技法のみならず開祖から先代まで連綿と続いてきた流儀の歴史を背負うということだ。
本特集では、剣術・柔術・薙刀・忍術といった様々なジャンルにおいて、流儀の次代を託された若き「秘伝」の継承者たちの技と想いを通じ、「武」を“伝承”することの重みと、その真なる意味に今一度迫りたい。
書店では、今月号だけでなく秘伝誌のバックナンバーを始め弊社の書籍、DVDもお取り扱いお取り寄せが可能です。是非書店でお手にとってご覧ください。
抜く手も見せぬ“神速”の居合を以って、当代随一と謳われた振武舘第十五代宗家・黒田鉄山師(2024年3月逝去)。
特集第1章では、その御子息にして、第十六代宗家を継承した黒田泰正師が登場!
振武舘の型に秘められた士の理論と、父・鉄山より受け継がれし居合術の精髄を語っていただいた!
「挑まず・逆らわず・傷つけず」という三つの理念を掲げ、“弱者必勝“を旨とする護身武芸の白眉、八光流柔術。
特集第2章に登場するのは、その若き次期宗家・奥山貴士師。
父である二代目・奥山龍峰宗家より、流儀を受け継ぐことに対する自身の想い、今という時代にあるべき古流の姿を語っていただいた!
戦場での甲冑武術に源を持ち、江戸時代の士風を伝え、明治期の剣道界に影響を与えるなど、近代武道への橋渡しを遂げ、現在まで500年続く立身流。
千葉県佐倉の地で今も同流を、祖父・加藤高先代宗家、父・加藤紘現宗家より伝えられている加藤敦次期宗家。
その“伝承の中核”とは、いかなるものなのか?
近代武道史に勇名を刻んだ、稀代の女流武術家・園部秀雄。
その系譜を今に伝える名門流儀が、直心影流薙刀術である。
特集第4章では、昨年1月に第二十代を襲名した谷口克美宗家へ、第八回 東日本古武道交流演武大会参加の折にインタビューを行い、流儀継承の想いと、「心」を守る薙刀について語っていただいた!
全日本手裏剣大会で史上初の二連覇を達成し、四季の森忍術道場の次期後継者と目される弥圓佐助氏。
本特集のトリを飾る第5章では、この令和の天才忍者が、師である池辺柔兵衛師範より学び、さらに独自に発展させた手裏剣術の極意と、日本文化の粋たる忍術の伝承を語る!
本号巻頭にご登場いただくのは、直木賞作家の佐藤賢一氏。欧州歴史小説の大家として知られる一方、戦国時代や幕末を舞台とした歴史・時代小説も得意とし、デビュー以来長きにわたって「戦い」を描き続けている作家でもある。
近作『チャンバラ』では宮本武蔵の生涯にわたる戦いを描き、最新作『家康と七人の忍び』では、家康の「神君伊賀越え」を支える忍びたちの戦いを描いた。
そんな佐藤氏はなんと、本誌の愛読者だとか!? どのように本誌を読み、武道・武術を見ているのか。作家の目と言葉を通して、武と芸の真髄に迫る!!
取材協力◎中央公論新社
護身術を最も必要とする者──それは鍛え抜いた武術家ではなく、力も技も持たない弱者であろう。
力に頼らず、容易かつ瞬時に相手を無力化。それはツボや経絡を攻めることで可能となる。
今回は〝柔弱で剛強に勝つ〟理を追究する太極象水流・岩城象水宗家に力も鍛錬も不要な「武術以前」の護身メソッドを示していただいた!
ヨーガ行者の王・成瀬雅春師が各界の識者108人と対談するイベント「成瀬雅春トーク(109)ライブ」。成瀬師が第62回目のゲストに迎えたのは漫画家の山田玲司氏。『Bバージン』『絶望に効くクスリ』などの漫画で知られる一方、インタビュアーや動画配信者としても活躍している。
今回の対談は、山田氏の作品にあやかって「『混乱期の過ごし方』と『絶望に効くクスリ』」というタイトルが付けられている。激動の時代において、心を平和に保ちながら絶望せず生きていくためには何が必要なのか? 山田氏のインタビュアーとしての技量も光るふたりの対談の模様をお届けする。
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