どの一瞬においても、凄まじい力を発揮できる。それが剣術の身遣い。
新陰流・円明流稽古会(赤羽根龍夫)
古流剣術が求めたのは、刀という極めて限定的にして極限にまで研ぎ澄まされた武器を最大限に活用する方法。その結果編み出されたのは、体格、筋力や、加齢とともに衰えざるを得ない肉体的瞬発性によらずして瞬間的に巨大な力を生み出す操法だった。本稿では、柳生新陰流剣術の修練プロセスを追いつつ、〝上達する〟とはどういう事なのか、すなわち、剣を振るう中で〝真に求められているもの〟とは何なのかを浮き彫りにしてみたい。日本人が本来為すべき身遣い。それがこれだ。
書籍『古武術「仙骨操法」のススメ』
DVD『柳生新陰流 第1巻 初級習い編』
DVD『柳生新陰流 第2巻』
DVD『柳生新陰流 第3巻』
DVD『柳生新陰流剣術』