必ず勝負を決する! 仕留める柔道
本記事は2007年7月号における巻頭特集「必ず勝負を決する! 仕留める柔道」における第一章第1部『群雄割拠の「柔道」新世紀』と題する記事。寝技をキーワードとして、かつて「極め技に賭けた〝実戦柔道家〟」と目される、歴史に名を遺した柔道家たちとその系譜についてあらゆる角度から考察した同特集において、特に隆盛著しかった明治期の講道館と、そこに対抗した古流勢力の苦闘を考察したもの。
この中で、特に当時、関節技としてあまりに有効なる故に、闇へと葬り去られる運命を辿る「足関節技」について、歴史を追うと共に、そのキーポイントとなった「足緘(あしがらみ)」を、パラエストラの中井祐樹師範に実演いただいた。その中で、足緘という技の特異性や、中井師範によって「寝技の魅力」が語られるコラムがある等、興味深い記事となっている。
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