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【月刊秘伝】2025年11月号、10月14日(火)に発売!

【巻頭】今月の「秘伝なヒト」!
水足一博(ホリスティック医師)
「気の医学」で病と戦う!


【特集】松濤館流・剛柔流・糸東流・和道流
空手四大流派のトップに訊く
「最高型」の真髄


【特別鼎談】保江邦夫×前田日明×纐纈卓真
仮面の合気
「見」を変え、“相手の身”となる術!


【特別企画】香取神道流杉野道場
剣・居合・棒・薙刀……「総合」たる古流武術の理
サムライを現代に育てる老舗道場


月刊秘伝2025年11月号が10月14日(火)発売です!
巻頭の「今月の秘伝なヒト」は、中国武術の意拳から派生した尤氏長寿養生功や漢方といった東洋医学と、西洋医学を融合させて独自の「統合医療」を確立し、日夜がんや難病と戦う医師、水足一博師が登場。「武医同術」の最前線を語っていただいた!

特集は「空手四大流派のトップに訊く 『最高型』の真髄」。空手の四大流派(松濤館流、剛柔流、糸東流、和道流)の全国大会の形(型)競技の模様を踏まえつつ、各会派の代表者に、それぞれの流派の最高位とも言える形(型)や幾つかの“上級形(型)”について、その形(型)の流派における役割や、技術的に注意すべき点などについて解説いただいた!

特集の最初は序章として、空手における形(型)の意味や競技形(型)の意義を考察するとともに、「上級形」の価値と役割を考えるパートを設けた。

特集第1章は、松濤館流の“上級形”について、日本空手協会の泉屋誠三師範に伺った。現在の形競技の課題をあげていただくとともに、松濤館の上級形の中から「雲手」「十手」「抜塞小」を実演で示してもらいつつ、そのポイントを解説いただいた。

特集第2章では、コロナ禍を挟んで8年ぶりに開催された「第8回空手道剛柔会グローバル選手権大会」を取材するとともに、同会の最高師範を務める山口剛史会長に、「剛柔流の最高型」として名高いスーパーリンペイがなぜ“至高の型”足り得るのか、お話を伺った。

特集第3章は、糸東流の上級形を中心に、基本形や実戦での技との繋がりについて、全日本空手道連盟糸東会の岩田源三会長に詳しく伺った。また、今夏に開催された糸東会全国選手権大会の模様と合わせて、流祖・摩文仁賢和より受け継がれる糸東流の形の本質に迫った。

特集のトリを飾る第4章では、和道流の正統を今に伝える大塚博紀三代宗家に、和道流の上級形たる「チントウ」と「セイシャン」に秘められた、身体深部を覚醒させる流儀独自の身体操法を示していただいた!

特集以外にも注目記事が続きます。

◎千年以上の歴史を持ち、日本文化の象徴とされる「日本刀」。その神話的な起源から時代変遷、芸術性、そして現代に至るまでの継承と課題を、イギリス出身の日本刀研究家ポール・マーティン氏が多角的に読み解いていく新連載が開始。

◎ギリシア人武道ライター・ミリアレシス氏が古武術流派の“現在”を体験する好評シリーズ。今回は、かの源義経が静御前に伝えたとされる静流自在剣を特別体験! 剣と薙刀の理を繋ぐ古の長巻術を、鎌倉春風館の赤羽根大介師範と若尾洋子師範に御指南いただいた!

◎関西を拠点に、「センタリング呼吸法」を柱とした、合気の身体を創る独自のメソッドを伝える合気観照塾。その第2回東京セミナーに、元プロ格闘家の國府田賢道氏が特別ゲスト参加! とかく様々な論が交わされる「武術と格闘技の相違と応用」だが、講師を務める東雲道場・池尻雎一師範は、 そこにどのような骨子を照らし伝えるのか? その模様を徹底レポート!

◎劇団「新国劇」の主宰者・澤田正二郎が世に広めた「殺陣」という言葉…。そこではどのようなリアリズムと表現、精神が築かれ、いまへと受け継がれてきたのか。元新国劇、黒澤映画にも出演した今清師と、自らも殺陣研さんを続ける作家の脇坂昌宏氏が共著にて、殺陣を探求した人々の歴史とその武術表現の本質に迫る新連載が始動!

◎長年、武術を修めるとともに、正しい脱力の仕方など、身体の使い方を徹底的に探求してきた広沢成山師範にとって「歩く」ことは、とても重要なテーマである。「歩くことはできていても、“正しく”歩けていない」人が多いという現代社会において、広沢師範が“正しく”歩くために必要な意識と練習法を解説する。

保江邦夫師は、「極真空手史上初、三度世界を制した纐纈卓真師範は、実は合気の使い手なのだ!」と語る。両師と深い交流を持ち、日本武術の深奥について長年熟考を重ねてきた格闘王・前田日明師を交え、三つ巴で現代社会に於ける「合気」を考察する!

◎初代館長、杉野嘉男師範によって昭和2年に開設された 「唯心館 杉野道場」。有名映画の殺陣指導なども手掛けた嘉男師範亡き後も、二代館長 杉野至寛師範を柱にそのご子息たちによって守られる“教え”が、今なお“サムライ”を生み育てる現場を尋ねた。

◎フィリピン武術アーニスの中でも“古流”と言われる流派「アバニコ・トレスプンタス」。そのグランドマスターにして、世界中で活躍しているレネ・トンソン師の来日セミナーが開催された(主催・アーニスクラブ東京)。この実戦スタイルを長年学び日本で伝えている同会代表の大原聰師に、流派の特徴からセミナーの模様までを特別寄稿いただいた。

◎啓進会主宰の守屋達一郎師が弓術を主体とした長年にわたる“独り”稽古を通じて見出した、 「自師独学」の稽古論と全ジャンルに応用可能な身体論を徹底紹介する新連載がスタートする! 第1回となる今回は、「自師独学」の道を歩むための心構えを示す!

◎空気投げ研究家・田島大義師が、榎木孝明氏の技術を徹底解析! 実際にその身で受けた技の感触、さらには自身の柔道家としての視点も交え、一流俳優にして武術家という特異な経歴を持つ榎木氏の古武術ワールドを解き明かす!

◎去る7月9日に御逝去された大東流合気柔術光道(旧)・錦戸無光総師範。この度、その功績を偲んだ特別企画の第一部として、錦戸師範唯一の著書『合気の極み』の取材・編集を担当し、自身も錦戸師範の孫弟子にあたる西塚裕一氏に稀代の武人の横顔について寄稿いただいた。

◎竹内流腰廻小具足の伝承者にして、武術研究家でもある河野真通師範が、私家本として『本覚克己流探求(壱)』を発刊された。それを記念して、去る7月20日、都内公共体育館にて同書で解説される幾つかの技法について、体験会が主催された。かつて東北で花開いた古流柔術の精華の一端が、そこに蘇ることとなった。

そして、◎増田俊也氏が自身の自伝的小説『七帝柔道記』シリーズにまつわるエピソードの数々を紹介する「秘話七帝柔道記」、◎日野晃師による”武道”的エッセイ「武道者徒歩記」、◎高岡英夫師がスポーツを進化させ得る武術の「本質力」について詳しく解説していく「武術の科学がスポーツの超進化を生む」、◎真北斐図師範が太極拳の基本動作に隠されている極意を明らかにしていく「太極拳に学ぶ上達のコツ」、◎堀川幸道の貴重な技術を後世へ伝えることを旨とする大東流合氣柔術幸心会の野本禎師範による「合気への道程を示す堀川伝大東流“やわらの術理”」など、大好評の連載陣も必見です!

注目記事が目白押しの月刊秘伝2025年11月号は、10月14日(火)の発売です。全国の書店、ネット書店、秘伝ウェブショップなどでお求め下さい。

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