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【月刊秘伝】2024年5月号、4月12日(金)発売!

【巻頭】歴史系ユーチューバー ミスター武士道
偉大なる先人たちの生き様に学ぶ! 「歴史は心の援軍」


【特集】神武不殺「奇跡」の軌跡! “打つ・突く・捕る”
すごい!杖術 Jojutsu


【追悼企画】島津兼治師範(柳生心眼流兵法術・森重流砲術・武術医方) 柔・砲・医 三道に生涯を懸け、古伝の知恵を実践した 殺活自在の巨人


【特別企画】中村尚人(理学療法士/ヨガインストラクター)
身心のパフォーマンスを向上させる「関節のニュートラル」


月刊秘伝2024年5月号が好評発売中です! 巻頭の「今月の秘伝なヒト」は、登録者数18万人を超えるYouTubeチャンネル「戦国BANASHI」を運営する、ミスター武士道氏が登場! 年間100冊以上の歴史書を読破するという圧倒的な知識量と、視聴者を引き込む巧みなトークスキルで今最も注目を集める歴史系ユーチューバーに、歴史の尽きせぬ魅力と、それを学ぶ意義を語っていただきました!


そして今号の特集テーマは「突かば槍 払えば薙刀 持たば太刀 杖はかくにも はずれざりけり」と古来より謳われる、千変万化にして攻守自在の技を秘めた杖術。それは「傷つけず 人をこらして戒むる」ことを極意とし、日本武道の理念である「神武不殺」を最も体現した武術ともいえます。本特集では日本武道を中心に、西洋のステッキ術も交え、シンプルな棒一本で、あらゆる局面に対応可能な万能武器、「杖」の魅力と、剣術や体術にも通じる驚異の武術性に迫りました!

まず序章では、杖の歴史や代表的流儀といった基礎知識をはじめ、著名漫画家にして一流の武道家でもある、針すなお師範が創始した「体の杖」の魅力と極意を、針師範直筆のイラストと共に紹介させていただきました!


杖術の王道と呼ぶべき最大流派にして、杖道の源泉でもある神道夢想流杖術。第一章では、稀代の杖の名手、故 松井健二師範が創設した名門、神道夢想流杖心会を訪ね、師の武術と理念を受け継ぐ二人の高弟、青木卓弥師範と天野宏宣師範に、松井師範が遺した杖の神髄を訊きました!


続く第二章では、不世出と言われる合気の達人・佐川幸義宗範の元で、奥傳四段にして「代師範」の肩書きを受けた小原良雄師範が登場! 現在、宗心館として佐川宗範の教えを糧に、更なる独自の研鑽を重ねつつ、後進の指導に当たる小原師範に、佐川道場で過ごした中での棒・杖術の実体験と、そこから得られた術技の一端を明かしていただきました!


合気道開祖・植芝盛平翁が晩年を過ごした茨城県岩間の地で、開祖由来の剣・杖の技術を色濃く伝えている「岩間神信合氣修練会」。第三章では、齊藤仁平会長に、開祖が遺した杖術の要諦、さらには剣術や体術といった境なく、全てが一体となった自在の武の境地を語っていただきました!


かつて、フランス紳士たちは路上で暴漢に襲われた際、日常的に持ち歩いてきたステッキを武器として使い、己の身を護った。そのステッキ術が「ラ・キャン」である。本特集のトリを飾る第四章では、“武道大国”フランスが生んだこの高速杖術の基本と要諦を、ジャパン・サバット・クラブの指導者たちに示演していただきました!


杖がほしいけど、どこの店で、何を選べばいいのか分からない……。そんなお悩みを解決すべく、特集コラムでは“純日本製”の武道具販売で世界各国から支持を集める、「星道」の創業者 ドゥラジュ・ジョルディ氏に、杖の秘めたる魅力から、オススメの一品まで詳しく語っていただきました!


あらゆる武器の要素を持つ万能性に加え、“体”の一部とも成り得る「杖」。その真の魅力は実際に手に取ってみて初めてわかるものです。自らの武術を支える一助として、ぜひ杖を稽古に取り入れてみてはいかがでしょうか。



特集の他にも注目記事が続きます。令和6年(2024)1月21日13時、古流武術の研鑽と共に、その普及に長年尽力されてきた柳生心眼流教傳所竹翁舎の島津兼治師範が永眠されました。柳生心眼流と共に、森重流砲術を中心に、古流武術の深奥を探求し、殺としての兵法の裏に伝えられた活法をも研鑽、実践して来られたその足跡は、まさに“殺活自在の巨人”と呼べるでしょう。ここにその生涯を振り返ることで、師の遺徳を偲びます。


理学療法士にして、ヨガやピラティスのインストラクターとして活躍する中村尚人師。これまでにも、身心の状態を向上させる様々なメソッドを開発してきた中村師が、今回提唱するのは「関節のニュートラル」です。摩擦がほとんどないツルツルの軟骨・関節という“丸”の上でバランスをとっている人間の特性を活かした姿勢(=「関節のニュートラル」)を作ることで、より良い状態の身体と心を手に入れる。スポーツや武道においても、日常の動作においても、身体操作の質が飛躍的にアップする「関節のニュートラル」について、中村師に解説していただきました。


空手道における試合の中でも異彩を放ち、近年注目を集める「団体形」競技。スピード・呼吸・間が見事に一致した三人組での形演武と、ド迫力の分解は、観る者たちの度肝を抜く。「第2回全日本空手道団体形選手権大会」では、東京アメリカンクラブという歴史を誇る会場にて、シャンデリアの下に競技場が設けられ、国際性溢れる観客の眼前で、空手本来の姿と意味、そして強さがアンサンブルにて奏でられました!


6年ぶりに世界弓道大会が開催! 4回目となる今大会は、去る2月29日、愛知県名古屋市の日本ガイシホールにて、25ヶ国36チームが出場し熱戦を繰り広げました。また、大会日の前後には、昇段審査、国際弓道セミナー、学術シンポジウムなど、弓道に関する様々なイベントも行われ、世界の弓道家や弓道の研究者たちが集結。今回、弓道五段にして弓道の有志団体で指導も行う木内洋一氏に、大会と国際セミナーを取材していただきました。そのレポートをお届けします!


本土武術とはまた、一味違った趣を現代へ伝える沖縄の古武道(武器術)。この度、沖縄発のオリジナル釵を新たに発売する合同会社Achermakeの招聘を受け、沖縄でも古武道を伝える道場の代表格の一つである琉球古武道信武舘(代表:赤嶺浩師範)一門が、伝統の棒・釵の講習会を去る2月25日(日)、東京・深川スポーツセンターで開催! 同団体としては本土における初セミナーとなった今回、沖縄の地で練られた技法の真髄が伝授されました!


“合気”の不可思議さを最も端的に示した、武田惣角→堀川幸道と伝わった­“合気の系譜”。その全容を知るために、避けては通れないものの一つに堀川伝で伝えられた「柔術」の基本技法があるという。堀川幸道の貴重な術技を後世へ伝えることを旨とした大東流合氣柔術幸心会の野本禎師範が明かす、堀川伝大東流の“やわらの術理”から、大東流に残された多くの謎へ迫る待望の新連載がスタートします!


去る3月3日(日)、古流武術界における当代きっての達人にして、 本誌の看板的な存在でもあられた黒田鉄山師範が御逝去されました(享年73)。 振武舘第15代宗家として五つの流儀を伝え、 「神速」と謳われた その卓抜の術技は、数多の武道・武術修行者たちから尊敬を集めました。 鉄山師の偉大なる功績を讃え、今ここに謹んで哀悼の意を表します。


他にも、矢野龍彦師の「ナンバ術で身体革命!」をはじめ、日野晃師の「武道者徒歩記」、高岡英夫師の「歩道中伝」、小佐野淳師の「古流柔術における当身殺活法の極意」、佐々木勇介師の「達人のカラダ解析」、習志野青龍窟師の「忍武秘伝」、ダニエル・マードン氏の「沖縄空手道場訪問録」など連載陣も絶好調!

武道・武術の魅力満載の月刊秘伝2024年5月号は、現在好評発売中です。全国の書店、ネット書店、秘伝ウェブショップなどでぜひお求め下さい!

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