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月刊秘伝】2023年5月号、4月14日(金)発売!

【巻頭】開華GPE・村松大輔 量子力学から見た「武道の極意」


【特集】武技としての日本刀の威力 鮮烈なる“試斬”の閃き!「日本刀 “斬る”という選択」


【新連載】ダニエル・マードン「沖縄空手道場訪問録」


【新連載】護道・廣木道心「自他護身を極める」


月刊秘伝2023年5月号が好評発売中です! 巻頭の「今月の秘伝なヒト」では、脳科学や量子力学、心理学をベースとする「能力開発」を“発振”して注目を集める村松大輔氏が登場! 武道家でもある村松氏に量子力学から見た「武術の極意」について語っていただきました!

今号の特集テーマは「日本刀 “斬る”という選択」と題して、古来、武道稽古の一環として行われてきた、実際に日本刀で物体を斬る「試し斬り(試斬)」と、そこから発展して実戦刀法を研鑽しつつ心身錬磨を図る新しい武道「抜刀道」を中心に、未だ日本人の心映えとして大きな影響力を持つ“サムライ”が「魂」と称した日本刀の真なる威力と瞬間に織り成す美学の世界を垣間見ようと試みました。

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まず序章では、試斬(試し斬り)における歴史的推移と、“実際に武器で物体を斬る唯一の武道”たる「抜刀道」の成り立ちについて、一般財団法人日本抜刀道連盟の菅野茂会長にご寄稿いただきました!

続く第一章では、戦前・戦中に日本刀が制作され、“斬れ味”にこだわった「靖国刀」の伝統を今に受け継ぐ、剣白靖俊日本刀鍛錬会の小野靖俊刀匠に、あくまで“斬れる”ことを前提とした日本刀作りへの矜持について、その心情をお伺いしました。

そして第二章では、小野刀匠が試斬用に鍛えた「靖俊刀」の斬れ味を、「刀剣はせ川」店主にして戸山流居合道師範の長谷川康治(嘉将)師範に、抜刀道で醸成された早業「技斬り」の数々で検証いただくことができました。合わせて、日本刀のそれぞれの特性から見た用途の向き不向きなどについても解説いただきました。

第三章では、試斬のイメージともなる“抜即斬”の居合抜刀術における試斬稽古の実践を、関口流抜刀術を研鑽する水戸鍛錬会の試みからご紹介。祖父江光紀師範による野太い孟宗竹や竹入巻藁の一刀両断の中に、流派が伝える形の妙味が生きる厳しい実践の模様を垣間見せていただきました。

最後に第四章では、かつて試斬においては“日本一”との折り紙がつけられた抜刀道のレジェンドにして、現在は国際スポーツチャンバラ協会を牽引する“試斬の鉄人”田邊哲人師範に、抜刀道の生みの親とも言える在りし日の中村泰三郎師範の横顔から、流派なき“斬”の探求を語っていただきました。

特集の他にも注目記事が続きます。
6つの武術/6つの“打撃理論”」では、雨宮師範の影武流、中野師範の躰道、北川師範のシステマ、ハヤテ師範の剛柔流、藤原師範の秀徹、そして浅井師範の浅井流鞭拳空手という6人の師範たちによる「打撃」に特化した合同セミナーをレポート。それぞれ特色を生かした“衝撃”が読者を直撃すること請け合いです!

武道ライター・ミリアレシス氏による古流武術体験記「古流武術の温度(いま)」は今回、鎌槍で知られる宝蔵院流高田派槍術を訪問! 円錐・鎌・入身が三位一体で展開する同流の「無敵の理」を実体験します。

達人・李書文が八極拳と共に、その表裏をなす体系として伝えた劈掛拳を、武学MASの數崎信重師範に解説いただく「劈掛拳システムでつくる“3D”カラダ!」。放長撃遠と言われる大きなカラダ使いを旨とする実践拳法の多彩な練功法をご紹介いただきました。

「イス軸法」を提唱し、数々の武道家とのコラボなどでも活躍されている西山創氏による、中国武術の基本功としても知られた「スワイショウ」の効果の体験談「スワイショウが効く!」では、西山氏本人が実体験されてきた各種スワイショウの実践法とその効果が懇切丁寧にご紹介されています。武術的な効果もさることながら、肩こりなどの解消といった健康体を手に入れる具体的な方法としても、オススメの練功法です。

シリーズ「手裏剣な人々」では、今回、棒手裏剣稽古会の菅祐寿師範が登場。様々な工夫で手裏剣を打つ菅師範の「いかに全身の力を手裏剣へ乗せるか!?」というテーマは、他の武道全般にも通じるものでしょう。

また、操体バランス協会の岡嶋会長には、“身体の声をいかにして聴くか?”という観点から、身体調整法としての「操体法」を見直すことで、武技との関連性を紐解いていただきました。

このほか、今号では注目の新連載が2つもスタート!
まず一つは、沖縄在住の空手家ダニエル・マードン師による「沖縄空手道場訪問録」。独特な武道文化を今に伝える沖縄の様々な道場をめぐっていただく、注目の新連載。
また、護道の廣木道心師範による待望の新連載「自他護身を極める」。“相手も自分も傷つけない”ありそうで無かったこのコンセプトを体現する「護道」の理合いを、廣木師範ご自身の実体験を交えつつ。わかりやすく解説されていきます。

このほか、高岡英夫師の「歩道中伝」、逆井則男師の「双伝"初見神流"武神館武道の極意」、松田哲博氏の「漱石と寅彦の『相撲の力学』問答」、細川呉港氏の「発見! 田辺又右衛門の口述筆記」、岡部武央師の「交差法真伝」、など連載陣も絶好調! 日野晃師らお馴染みの師範たちの連載も当然必見です!

武道・武術の魅力満載の月刊秘伝2023年5月号は、現在好評発売中です。全国の書店、ネット書店、秘伝ウェブショップなどでぜひお求め下さい!

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