月刊秘伝2022年6月号
身体開発法の横綱 「相撲トレ」腰の力の鍛錬!
四股・腰割り・すり足・テッポウ
◎第一幕 漱石と寅彦と“一ノ矢”の
ハッケヨイ!「大相撲量子論」問答
◎第二幕 二所ノ関親方(元・稀勢の里)×松田哲博
ごっつぁんです!! 「横綱の“極み”稽古論」
◎第三章 武術格闘家・菊野克紀&合気道家・白川竜次の
ガチンコ!!! “秘伝”相撲鍛錬「四番」稽古
身体の脳化、緊張と弛緩のバランス。それが極意や。
ゆるむな!武術の極意として体を緩めること、力を抜くことが声高に叫ばれていますが、日野晃は敢えて言います。「ゆるむな!」と。ゆるんではいけないのならどうすればいいのか?打撃、組技、合気、ジャンルを問わず、「相手と立ち合った時に負けない」ための身体操法を基礎から教えていきます。
主な内容
第1章 基礎訓練
第2章 相互の関連性の中で実感認識する
第3章 体を柔らかく使う
〜どこを緩めるのか(合気、組技、打撃)
日野晃プロフィール
中学時代は器械体操で東京五輪の強化選手に選ばれる。ジャズ・ドラマーとして、集合即興演奏を追求。舞踏始め他ジャンルと積極的にコラボ。同時に武道の世界も追究し32歳の時、武道に本格的に取り組むための実験道場を大阪に開設。さらに深く追求するため和歌山県熊野に移り道場を自力で建設。独自の武術研究から導き出された「人」のメカニズムから、身体論を展開。年齢と共に鋭くなる真の強さを指導している。コンテンポラリー・ダンス界の巨匠、ウィリアム・フォーサイス氏に招かれてのワークショップが恒例化する等、師の元を訪れる人の分野は非常に広範にわたっている。