「整体」という言葉を創った偉人の叡智
現代に活きる“武医”のレガシー!
月刊秘伝2026年5月号
好評発売中!

心身一如の観点から人間本来の活力を引き出す、唯一無二の一大体系「野口整体」を確立し、「整体」という言葉を創り出した野口晴哉師。
その教えは時を超え、今もなお枯れることはない。
本特集では、武術・治療・禅・ヨーガなど、現在様々なジャンルの第一線で活躍している身体のプロフェッショナルたちが語る、野口整体との出会いから得た大いなる学びを通じ、彼らの中に生き続ける、野口晴哉という偉大なる稀人のレガシーに迫りたい。

発売日:2026年4月14日
定価:1,000円(税込)

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書店では、今月号だけでなく秘伝誌のバックナンバーを始め弊社の書籍、DVDもお取り扱いお取り寄せが可能です。是非書店でお手にとってご覧ください。

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第1章 野口晴哉物語

野口整体創始者が辿った生涯の軌跡
鈴木光彌(宗教法人阿吽阿教団 主管)

野口整体創始者にして、「整体」という言葉を世に生み出した偉人・野口晴哉師。
その圧倒的な影響力は、あらゆるジャンルを超えて、今なお衰えることはない。
特集第1章では、野口師の波乱の生涯と偉大なる功績を、身体の探求者・鈴木光彌師に綴っていただいた!

野口晴哉 Noguchi Haruchika
1911(明治44)〜1976(昭和51)。「野口整体」創始者。日本の療術界ではカリスマ的な伝説を数々遺した天才型の療術家。その才能は十代前半で開花している。東京・下谷で職人の子として生まれた野口少年は1923(大正12)年、未曾有の関東大震災の中、弱冠12歳にして周囲で被災した人々に手かざし治療を施したことから、その後の治療家としての道を踏み出すこととなったという。17歳で「自然健康保持会」を設立し、入谷において道場を開き、門人を育成したと伝えられる。1943(昭和18)年には「整体操法制定委員会」設立に携わり、多様な手技療法を精査して新たに整体操法をまとめ、手技療法の法制化を推し進めた。戦後、1947年には「整体操法協会」を設立し、指導者養成に力を入れることで、療術界きってのカリスマとして中心的役割を担う。なお、これらの活動を通じて「整体」という言葉と概念を、広く一般に流布した。1956年に「社団法人整体協会」を創立する頃には、治療としての「愉気」のほか、人間を12のパターンに分類する「体癖論」や「活元運動」、あるいは「潜在意識教育」といった独自の概念と方法論で身体にアプローチすることを提唱。その独自性から現在、特に「野口整体」と呼称されて他の整体とは区別されている。人間の未知なる分野と可能性を開拓した点で、その業績は単に健康法の枠を越えた影響力を後世に残している。

鈴木光彌 Suzuki Mitsuya
1943年、東京都生まれ。法政大学法学部卒業。宗教法人阿吽阿教団代表役員(主管)。子供のころからの病弱と、それによる精神の脆弱を克服するために、各種の健康法、行法、東洋思想を研究実践。その成果を人々に伝えることを使命と信じて行動している。特に呼吸法、丹田開発法の指導には定評がある。著書に『丹田を創る呼吸法』(BABジャパン)・『丹田湧気法入門』(共著 柏樹社)・『丹田を創って「腹の人」になる』(小学館)・『藤田霊斎 丹田呼吸法:向上し続ける人生の構築』(佼成出版社)、DVDに『肥田式強健術』・『丹田開発法』・『呼吸力の極意』(全てBABジャパン刊)がある。

第2章 整体の祖が遺した武医同術の道標

野口整体を内包した新たなる武術体系とは!?
河野智聖(武医藝 心道)
さえぐさ誠(互道/合気道)

共に野口晴哉師の背中を追い続け、河野智聖師は「心道」、さえぐさ誠師は「互道」と、それぞれの想いのもとに武術と整体が一体となった新たなる体系を創始した。
特集第2章では、この武医の達人二人に、野口整体に連なる「武医同術」の身体智をテーマに語り合っていただいた!

河野智聖 Kono Chisei
1961年生まれ、整体と武術を統合した「武医藝 心道」創始者。相手と自分を整える。相手と和する。歳と共に熟練する。3つの目標に武は愛なりを追求する。人間の身体を背骨から解析する「動体学」。伸びやあくびで身体を整える「快氣法」を提唱。日本人の持つ身体的な力を「日本人力」と名づけ普及。神戸を中心に東京・名古屋で定期的に整体・講座を行う。現在は自社ブランド「汀」にてメソッド・商品を開発。著書に『日本人力』『能に観る日本人力』『感覚で超えろ!』。DVDに『動体学入門』『動体学ボディワーク』(BABジャパン)他がある。YouTubeにて「甦れ! 日本人力 智聖チャンネル」サブスク 「日本人大学」を配信。

さえぐさ誠 Saegusa Makoto
1954年生まれ。「互道(GO-DO)」創始者。少年期に筋無力症で余命宣告を受けるが、野口整体との出会いを機に東洋医学の道へ進み、病を克服。陸上自衛隊第1空挺団を経て、野口整体・養神館合気道で内弟子修行を重ね、1984年に整体師として独立。著名人も通う整体師として活動し、執筆や海外指導も行う。震災後は北海道へ移住。膵臓がんを発病するが、生還を経て実践的カタカムナ装置を開発し、コミュニティA.I.Aを設立。「自律」が他利につながると説く。各方面の武道系・スピリチュアル系YouTubeに数多く出演。著書多数。DVDに『互道の「合気」』『御互道』(全てBABジャパン刊)がある。

第3章 生命に触れて自然を取り戻す

野口整体の核心たる愉気と活元運動
日比祥友(野口整体指導室)

野口整体における「整体」とは、体が「自然」な状態であり、それを取り戻すことで生命力が最大限に発揮される。
特集第3章では、野口晴哉師の高弟・田総康夫師に学んだ日比祥友師に、野口整体の根本にして核心たる「愉気」と「活元運動」の本質をご示演いただいた!

日比祥友 Hibi Akitomo
1972年、京都生まれ。慶應義塾大学理工学部卒業後、東京海上火災保険株式会社に入社。脱サラし役者の道へ。2006年、野口晴哉師の直弟子である田総康夫師との出逢いをきっかけに、役者生活にピリオドを打ち、整体指導者を志す。田総師が亡くなるまで師事し、独立後は東京・飯田橋で野口整体指導室を開設、今に至る。「触れる」こと、愉気で心身が変化していき、家庭の中でふれるコミュニケーションが普通にある日常が増えていくことが夢。

第4章 息深く活き活きといき通す

和ヨーガで花開く野口整体の教えの種
鈴木洋子(たんぽぽヨーガ主宰)

「生命を生かしきる」という野口晴哉師の「全生」思想。
それは整体の枠にとどまらず、ヨガの世界でも活きている。
特集第4章では、かつて野口整体を学び、現在は誰もが「全生」を目指せるヨガを提唱している鈴木洋子先生に、ヨガの道で開花した野口整体の教えを語っていただいた!

鈴木洋子 Suzuki Yokou
漫然とした体調不良からK&A自然健康道場のヨガコースに入会。日時を間違えて出席した感覚開発コースで出会った岡島治夫(後の岡島瑞徳)先生を通して、野口整体を知る。CSヨガ普及会の事務員兼指導員を経て、独立。「たんぽぽヨーガ」主宰。健康ヨーガ、二人組体操、手あて、活元運動、季節の調整法を通して、誰にも備わっている体の働きを引き出し、実感する講座を開く。成瀬雅春師、青木宏之師、塩澤賢一師、野口裕介師に教えを受ける。

第5章 愉快に生き抜く「全生」の探究!

野口整体と禅の道
藤田一照(曹洞宗僧侶)

“ソマティック(身心相関的)禅僧”として、各界から注目を集めて久しい藤田一照師。
その禅の道の原点には、若き頃に出会った野口晴哉の教えがあるという。
本特集の締めくくりとして、一照師ご自身に、野口整体との出会いから、先人たちとの邂逅、そして禅と全生への探究について、綴っていただいた。

藤田一照 Fujita Issho
1954年愛媛県生まれ。東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程を中途退学し、1983年兵庫県安泰寺(曹洞宗)にて出家得度。1987年よりアメリカのマサチューセッツ州にあるパイオニア・ヴァレー禅堂の住持(住職)として渡米。2005年帰国。2010年〜2018年までサンフランシスコの曹洞宗国際センター所長をつとめる。三浦半島にある葉山で毎月数回、実験的な坐禅会を開催、ボディーワークや、武術、気功、心理療法などを取り入れつつ多角的に仏教と坐禅について探究している。著作に『現代坐禅講義 – 只管打坐への道』)、共著に『アップデートする仏教』、『退歩のススメ 』、『禅の教室』、訳書に『禅への鍵』、『禅的修行入門』、『禅マインド ビギナーズ・マインド』など。

【巻頭】墨絵画家・涌井陽一
墨絵で武道を描く
「動いていないことが美しい」

多くの武道雑誌や関連書籍などで、流麗にして迫力ある筆致の墨絵にて武道・武術を描く涌井陽一氏。
墨と筆という古い歴史を持つ道具を使い、絵の中に独特な魂を吹き込む異色のアーティストに、その墨絵との出会いから、そこに託された思いを伺った。

【特別企画】秀徹・藤原将志
全身を連動させ最大の力を生み出す身体構造
「直芯の姿勢」をつくる!

呼吸と姿勢の効力を用いることで、身体のパワーを最大限に引き出す「秀徹」。
創始者の藤原将志師は、これまで示してきた理論をより分かりやすく核心的に表す「直芯」という言葉を新たに創り、「秀徹」の極意として提唱している。
「直芯の姿勢」をつくることで、身体が力まずとも自ずと強い力が出る状態になるという。「直芯の姿勢」のつくり方について、姿勢が正しくつくれているのかを検証する幾つかのメソッドと共に、藤原師に詳しく解説してもらった。

【特別企画】兵法二天一流玄信会・深谷俊文
受け継がれる“宮本武蔵の剣”
二刀に託された真剣勝負の命懸けを伝える!

国内はもとより、広く海外においても〝日本のサムライ〟として知られた剣豪・宮本武蔵。その勇名を決定づけたのが、彼の最晩年の著書『五輪書』であることは間違いない。
剣技の追求が諸事万端へ通じることを明かした事で高く評価される同書だが、その一方で、〝真剣勝負〟という一点に凝縮されたリアリズムで貫かれた筆致は、他の追随を許さない気迫に満ちている。
そんな〝武蔵の剣〟を受け継ぐ若き伝承者へ、今号ではスポットを当ててみたい。

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