気の体から強靭な合気体へ 合気へつながる“体づくり”の稽古!!
大東流合気柔術光道 松村浩道
“永世名人”堀川幸道師範は「大東流合気柔術は『斬られない』『斬らない』『殴られない』『殴らない』『蹴られない』『蹴らない』が本旨である」と説く。殺傷を第一義とする武術世界において、堀川師の”合気柔術観”を実現し得る”合気技法”とはまさに”武術の質的革命”と言えるだろう。堀川師の最晩年の弟子・錦戸無光師範が主宰する「大東流合気柔術光道」で、”堀川幸道の伝えた合気”を長く修練する松村浩道師範。本章では、松村師範に「合気を発現する体づくり」を主眼とする、光道の稽古階梯について話をうかがった。