月刊秘伝2025年4月号
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い
人体の武器化とその必然
試割る鍛錬
◎第1章 岡崎寛人 (極真館)
「試し割り」の中に空手の原点を見る!
◎第2章 空手道尚武会
“試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華
◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館)
テコンドー 技の威力への矜持
◎第4章 上地流空手道振興会修武館
「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持”
……
8月29日、新刊書籍『たった7つのポーズで身につく 太極拳「掤勁」養成法』が発売される。
本書著者スコット・メレディス師によれば、太極拳の本質は、格闘術、健康法、競技スポーツ......、そのいずれでもないという。ズバリ、〝真のリラックスによって非身体的エネルギーのルートを確立し、至上のナチュラルハイを体験する方法〟だと言い切る。その太極拳の根本的エネルギーが「掤勁」だ。
スコット師は鄭子太極拳の創始者・鄭曼青の高弟に学んだほか、形意拳、意拳、八極拳などの様々な中国武術、居合道、システマ、ボクシングなど多数の武術・格闘技を修めてきた。一方、マサチューセッツ工科大学博士号を取得し、IBM、アップル社、マイクロソフト社で研究員を長年務めた超頭脳派でもあり、独創的アプローチによって太極拳の本質に迫っている。体格ではるかに上回る力士を推手で翻弄するYou Tube動画などを見れば、その実力は明らかだ。
空手、柔術、剣術など他武術を学ぶ方も、本書の実践法をぜひ取り入れてみてはいかがだろうか。
関連商品情報
太極拳「掤勁(ポンケイ)」養成法