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【訃報】渡邉信之師範(合気会本部道場師範 八段)逝去


HT1908_渡辺師0605labo595.jpg合気会本部道場師範を務める渡邉信之師範(八段)が、かねてより病気療養中のところ、令和元年8月20日(火)(※現地時間)に逝去されました。享年89歳。

渡邉信之(わたなべ のぶゆき)師範は1930年7月25日、宮崎県生まれ。学生時代は柔道を学び、28歳で合気会に入門。合気道の魅力に惹かれ、合気会本部道場の内弟子となりました。以後稽古に邁進、本部で指導員を務め、海外でも指導に当たる傍ら、埼玉県越谷市に接骨院を開業されました。
開祖・植芝盛平翁の直弟子として学んだ渡邉信之師範が披露される演武は、多士済々な合気会に於いても、特に「気の流れ」を感じさせるものとして、注目を集めました。

本誌「月刊秘伝」においては2007年5月号特集「氣とは何か?」において、「空氣から見えてくる合氣の世界」を解説いただきました。また、2007年8月号においては、植芝盛平翁直弟子に訊く「開祖の横顔」シリーズの第8回にご登場いただき、"一期一会であった開祖の技"についてお話をうかがいました(書籍『開祖の横顔』に記事収録)。

渡邉信之師範の
生前の御厚情を感謝し、ここに謹んで御冥福をお祈り申し上げます。






※渡邉師範の薫陶を長らく受けてきた上田和道師範(合気道興隆会 指導部 師範、文京区合気会 顧問)がまとめた追悼動画「渡邉信之師範 本部道場最終稽古(2011年3月26日 )」が下記に公開されています。
https://youtu.be/cftn7H61tws













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