月刊秘伝2025年4月号
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い
人体の武器化とその必然
試割る鍛錬
◎第1章 岡崎寛人 (極真館)
「試し割り」の中に空手の原点を見る!
◎第2章 空手道尚武会
“試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華
◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館)
テコンドー 技の威力への矜持
◎第4章 上地流空手道振興会修武館
「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持”
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大東流合気柔術幸道会相談役、新保建雄師範が2023年9月12日(火)逝去されました。享年85。
新保師範は1938年樺太に生まれ、第二次大戦後、北海道へ帰国。大学時代に養神館合気道を学び、塩田剛三師範より札幌支部開設を嘱望されながらも、堀川幸道師範の合気之術に魅せられ1965年に幸道会へ入門。1978年に七段、1980年に師範を認可。2003年に『大東流合氣柔術秘傳奥儀之事』免許皆伝を授与され、井上祐助師範の後任として幸道会総本部長に就任。2009年からは相談役を務めておられました。
本誌「月刊秘伝」においては、2007年2月号にて井上祐助師範(当時、同会相談役)とともに、在りし日の堀川師範のことや、その卓越した合気の真相について語っていただきました。