月刊秘伝2024年12月号
■特集 力を0化する!!
武術が到達した“柔の極致”
化勁
序章『化勁とは何か』
第1章『化勁の実戦用法』 宮平保(天行健中国武術館)
第2章『合気と化勁を繋ぐ術技』 高瀬道雄×臼井真琴×有満庄司
第3章『推手で磨く化勁の理』 日本武術太極拳連盟
第4章『化勁を錬る一人稽古』 遠藤靖彦(太我会)
■巻頭グラビア
中達也「形稽古の極意指南!」
佐久間錦二「新始動! 佐川合気実験室」
ベンジャミン ……
大東流合気柔術幸道会相談役、新保建雄師範が2023年9月12日(火)逝去されました。享年85。
新保師範は1938年樺太に生まれ、第二次大戦後、北海道へ帰国。大学時代に養神館合気道を学び、塩田剛三師範より札幌支部開設を嘱望されながらも、堀川幸道師範の合気之術に魅せられ1965年に幸道会へ入門。1978年に七段、1980年に師範を認可。2003年に『大東流合氣柔術秘傳奥儀之事』免許皆伝を授与され、井上祐助師範の後任として幸道会総本部長に就任。2009年からは相談役を務めておられました。
本誌「月刊秘伝」においては、2007年2月号にて井上祐助師範(当時、同会相談役)とともに、在りし日の堀川師範のことや、その卓越した合気の真相について語っていただきました。