- 著者
-
高橋景樹
- 判型
- 四六判
- 頁数
- 200頁
- 価格
- 1,760 円(税込)
- 発売日
- 2024年11月25日
弓道にはこの視点が必要だった!
達人の所作には“理由”がある。
身体を知らねば、そのしくみはわからない!
身体のプロが説く、待望の、弓道家のための身体科学!
的中率も〝射〟の質も、身体への負担も、全て変わる身体知識!
さまざまな武道、スポーツの中にあって、身体論から説かれる事の少なかった弓道。
長年指導に携わり、身体ケアについてもプロフェッショナルの著者が説く、弓道家のための身体科学です。
CONTENTS
●第1章 あなたの弓道大丈夫?
1 あなたの目標は何ですか?
2 目標に応じた努力をしていますか?
3 適正な弓力を使っていますか?
4 平均弓力の低下?
5 伝統という逃げの言葉!
6 では、どう生きていく?
●第2章 自分の体を知る
1 関節、骨、筋肉の基礎の基礎
2 身体を構成しているもの
3 男女の違い
4 年齢による違い
5 骨格・体型による違い
6 関節弛緩性による違い
7 自分の身体を実際に見てみる
●第3章 射法八節と身体の動き
1 自分の身体に合った八節とは?
2 動きを生み出すとはどういうことか?
3 失敗とは? どういうものがケガの原因となるのか?
(一) 足踏み
(一)の1 足踏みの前に…立つとはどういうこと?
(一)の2 問題が起こりやすい動作を考えながら
(一)の3 角度を考える…
(一)の4 陥りやすい失敗…
(一)の5 足の開き方(一例)
(一)の6 足踏みの評価
(一)の7 足踏みに関わる筋肉(補足)
(二) 胴造り
(二)の1 安定という意味を考えながら
(二)の2 腰を据えるとは?
(二)の3 膕は張るのか伸ばすのか?
(二)の4 左右の肩を沈める?
(二)の5 脊柱および項を真直ぐに伸ばす
(二)の6 総体の重心を腰の中心に置き、心気を丹田におさめる動作
(二)の7 その人なりの中胴(別の角度から胴造りを考えよう)
(二)の8 胴造りの確認
(二)の9 胴造りに関わる筋肉(補足)
(三) 弓構え
(三)の1 取懸け
(三)の2 手の内
(三)の3 羽引き
(三)の4 物見
(三)の5 弓構えに関わる筋肉(補足)
(四) 打起こし
(四)の1 第1のゼロポジション
(四)の2 上げ方…
(四)の3 どこを使うのか
(四)の4 打起こしに関わる筋肉(補足)
(五) 引分け~動きの転換とパワーバランス
(五)の1 受渡し
(五)の2 大三、肘力(第2のゼロポジション)
(五)の3 いわゆる引分け
(五)の4 引分けに関わる筋肉(補足)
(六) 会~作為を無くすための作為
(六)の1 詰合い
(六)の2 伸合い
(六)の3 ねらい
(七) 離れ~矢に力を乗せる
(七)の1 一文字の離れ
(七)の2 離れに関わる筋肉(補足)
(八) 残心(残身)~見た目も中身も
●第4章 ケアとトレーニング
1 ケアとは?
2 トレーニングとは?
3 弓道にケア、トレーニングは必要か?
4 素引きと巻藁
5 ウォーミングアップ~身体を温めて動き出すための準備
6 トレーニング
7 組み立て方(考え方の基本)
8 クールダウン
著者プロフィール
高橋景樹(たかはし けいじゅ)
けいじゅ整骨院院長。東京慈恵会医科大学弓道部監督。日本体育大学スポーツ文化学部武道教育学科弓道専攻非常勤講師。全日本弓道連盟医科学委員会委員。JOC日本オリンピック委員会医科学強化スタッフ。武道研究グループ「啓進会」顧問。柔道整復師(国家資格)。アスレチックトレーナー(JSPO)。パラスポーツトレーナー(JSPO)。修士(体育科学)。 弓道錬士六段。柔道二段。
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