HOME > トピックス > 矢吹裕二師範「第十八代小野派一刀流宗家」襲名

矢吹裕二師範「第十八代小野派一刀流宗家」襲名


th_IMGP1579.jpg元祖伊藤一刀斎景久および流祖小野次郎右衛門忠明以来、約450年の歴史を誇る小野派一刀流剣術。江戸時代には、小野家は旗本として将軍家ご指南役を務めるなど、名流として名高い流派である。
現代まで脈々と引き継がれてきたその歴史と道統を、第十七代宗家として守ってこられた笹森建美宗家が、2017年8月15日、逝去された。

th_IMGP9529.jpg笹森建美先師のご意向により、この度 、矢吹裕二師範が「第十八代小野派一刀流宗家」を襲名。矢吹裕二宗家は今後に向けて「生涯を掛けて、先代が門人に教え、導かれた、『武道の最終目標は刀を置くこと。敵である相手と争いを止め円満となること』の体現を目指し努力精進して行く決意です」と語る。
矢吹宗家を筆頭にご一門一丸となって、今後も同流の技法と精神は確かに引き継がれていくことだろう。



th_IMGP9070.jpg【プロフィール】

矢吹裕二(ヤブキユウジ)
第18代小野派一刀流宗家
第3代禮楽堂堂主
剣道教士7段

1970年2月10日 福島県いわき市出生
1998年 第17代 小野派一刀流 笹森建美先生 直門
2017年 10月1日 笹森建美先生より第18代宗家を指命され襲名

 

関連記事:秘伝2018年1月号「追悼 小野派一刀流 笹森建美宗家 世界から届いた賛辞の声、刻まれた『切落』の轍
秘伝2016年9月号「
ギリシア人武道ライター・ミリアレシス氏が体感する"古武術流派のいま" 小野派一刀流『一つの刀はすべてを統べる』




▶ キーワード検索

ページトップへ