月刊秘伝2025年4月号
■特集 “一撃粉砕”を実現する、鋼の拳足獲得への想い
人体の武器化とその必然
試割る鍛錬
◎第1章 岡崎寛人 (極真館)
「試し割り」の中に空手の原点を見る!
◎第2章 空手道尚武会
“試割りの達人”藤本貞治が示した鍛錬の精華
◎第3章 朴禎賢 (テコンドー・ファラン朴武館)
テコンドー 技の威力への矜持
◎第4章 上地流空手道振興会修武館
「試割り」は攻撃のみならず 上地流空手“キタエの矜持”
……
中国における太極拳の歴史・理論研究の第一人者であり、NPO法人神戸太極拳協会名誉顧問を務められていた郭福厚老師が、令和元年(2019)11月27日(水)にご逝去されました。
郭老師は1923年に山東省で生まれ、孫禄堂老師の直弟子である李玉琳老師に拝師。1957年に中国で開催された全国武術観摩大会で太極拳金賞を獲得。58年には全国武術運動会で太極拳と太極剣の2種目のチャンピオンに輝きました。太極拳(楊式・孫式)、武当剣、八卦掌、形意拳等の諸技に精通する他、推手にも優れ、各種太極拳、内家拳の理論にも深い造詣をお持ちでした。日本にも招聘され、その指導と演武は好評を博し、生前は『武藝』や『月刊秘伝』にもご登場頂きました。謹んで御冥福をお祈り申し上げます。また郭老師の多大なる功績を今一度振り返るべく、月刊秘伝2020年3月号(2020年2月14日発売)にて追悼企画を組ませて頂きます。
関連DVD⇒『伝統 孫式太極拳』
『推手鍛錬秘訣 第1巻・第2巻・第3巻』